巷では

巷では、レッド・ツェッペリン「天国への階段」への盗作疑惑で陪審員裁判となっているそうだ。
陪審員による裁判、というところがキナ臭いが。
聴けば確かに「似て」いる。
ところでこの「似ている・似ていない、盗作だ」という判断だが、コード進行という点ではクリシェ（Cliche）という王道のコード進行である。
コードを変えずルート音や５度の音を半音または全音で動かしていく。
○を基本コードとすれば、
○－○M7－○7－○6というながれ。
Taurusの「spirit」という曲の前にクリシェを使った曲なら、古くはショパンの「バラード第4番ヘ短調作品52」があり、ビートルズの「Michelle」という曲もある。
また、J-POPならDreams Come Trueの「LOVE LOVE LOVE」、Mr.Childrenの「and I love you」、aikoの「ボーイフレンド」など、数え上げればキリが無い。

言ったモン勝ちである訴訟大国で起きた言いがかりによる訴訟であっても、ロバート・プラントとジミー・ペイジが勝つと思われるんだがなぁ。