
先日、福島の飯坂温泉にて夏合宿に顔を出してきたので。
ある程度の総括。
9月の5~10までの移動日含めて6日間。
僕は1つ上のOBがドリフト練習したいから付き合ってくれと言われて、なんと初日から参戦。
ちなみに決して暇ではない。ゼミの卒論中間発表がその直後に控えていた。
1つ上の先輩はBR-Zを7月に購入したので、どうせなら
壊そうと思って参加しました。
5日火曜の夜12時にバイト終わってそこから福島。2時に待ち合わせ場所の那須塩原SAに着く。
ワープは使ってない。一眠りしてから飯坂温泉へ。
6時半には宿に着いて、そこから日曜の夕方まで後輩殺しの日々。
うちらの合宿ではスキー場の駐車場を5日間借りての合宿。とにかく技術(割合少)と気合(極大)を鍛える。声だしや迅速な行動、自動車部員としてのモラルを徹底的に鍛える。
他の大学さんはどのようなことをされているか気にはなります。
まあうちの部では問題になる事ってもう出尽くしてる気がする。
声が小さい・行動が遅い・時間守れない・工具を大事にしない・事前準備が出来てない等。
それらには全て筋トレや声出し、無限ランニングなどで教育。
今回は後輩には物を大事にすることを痛感してもらった。
トルクレンチのことだけで、あんなに怒られるのか。
最近思うのが、年々自動車部員の体力落ちすぎ、ていうか雑魚。
全てインパクトで緩められるとか思ってんの?
ミッションジャッキとか遠征先で無いから。
全日本ジムカーナのサービスをかじって今年で・・年。もう体力でしかないこと現役って気づいてない。
朝2時に出発して6時ごろ現地着。朝ごはんを食べてゆっくり準備し始めたら、もう慣熟タイム。
ドライバーと一緒に歩いて早めに戻って暖気して、空いている時間に水汲み。
走り始めたらもうタイヤ交換→冷やして(車は並んでる)→ビデオ撮って→車受け取って→タイヤ交換を延々夕方まで。夏とか地獄。頼むからシャフト折らないでと切に願う。
そんで片付けて帰路について、帰宅したら11時。どこに体力が要らないのか論理的に説明してくれ。
僕がコーチで居続ける限りは体力トレーニングは無くさせない。夏のダートやジムカーナで暑さで雑魚ってるような奴が勝てる理由など無い。そんなやつが勝っていたら周りのライバルは死んだほうがいい。
【自動車部=競技部?】
夏合宿の前後で耳に入っていたこと。
「何で好きなことでこんなに辛い思いしなくちゃいけないんだ」と耳にした。
あほくさ。
他の体連の部員は練習とかめちゃくちゃ汗水たらして死に物狂いで頑張ってるっつーの。
同じ大学生として、体連部員として恥ずかしくないのだろうか。
僕は常々、自動車部員は他の体連に負けないような活動内容であるべきだと思う。
「スポーツ」で人に勝とうとしてるんだから辛い・厳しいのは当たり前だと感じる。
しかも今年に入って大会で優勝している部活であるならば、厳しいのは当たり前だと思う。
それだけの環境や実績、そして来期の成績も求められているのだから当然だと感じる。
【部員】
正直、今の3年生以下はこのままちゃんと成長できれば来年も勝てる。
エースドライバーはすっかり育っている。
今の2年生は最初は結構人間的に駄目なところもあった。
でも色々教えてみたらメチャメチャ成長した。
運転・整備の技術は相当レベルが高い。あとは知識やモラルを教えるだけ。
俺は近年の自動車部全体のレベルの低下は全て各大学のOBやコーチの責任だと思ってる。
あまりにも人間の可能性を見抜く能力が無さ過ぎる。雑魚。
ちょっと運転が下手だとセンスが無いだの。そこを成長させるのがコーチの役目であって、
文句言っておしまいとかウケ狙いにも程がある。他の体連のコーチとかはそんなことしてねえよ。
何も教えてもないし協力もしてないのに、文句だけ言って帰るとか自分がどれだけアホさらしているのか考えたほうがいい。
本当なら彼らからお願いするのが筋だし、モータースポーツの世界であるのは分かってる。
でもモータースポーツってほとんどが免許とってからだから、そこは教えてあげるべき。
俺もどれだけ先輩方に物を教わったか分からないし。
しかも技術指導できるやついなすぎ。そんでゴミみたいな車で大会来て、無責任なこと言って帰宅。
日本の日没ぜよ!
だからこそ俺はどんな部員にも可能性を信じて教えてるつもり。
まずはコーチである俺らが、部員自身に可能性があることを本人たちに信じさせないと駄目。
結果として2年生と1年生はかなり育った。これからも引き続き指導していきたいと心底思う。
指導していて彼ら下級生が日々成長するのを目の当たりに出来るのって、
本当に素晴らしいことだと痛感する。
ここんところ、コーチをやってよかったと感じる。
出来れば、もうしばらく続けたいな。
【エビス合宿に向けて】
来週末はエビスサーキットでドリフト合宿。
結構意気込んでる。
僕がドリフト始めてから、ずっと一緒に頑張ってきた後輩といよいよ決着。
彼も始めて箱根で会ったころと比べて、心身ともに成長した。
はじめは体連気質がいやで、割とのらりくらりな感じだった。
スピードに対する恐怖感が拭えなくて悩んでいたりもした。
でも運転が上手くなっていくうちに、考え方も変わってきて逞しくなった。
4年になってすっごく悩んでたけど、ものすごく精神的に成長したと思う。
他大の後輩だけど自分の大学の後輩のように接してきたつもり。
僕は勝手に自慢の後輩だと思ってる。
本気で殺します。当てます。嫌なら一緒に走らないように。