フロントガラス交換～取り外し＆取り付け～

某オークションで購入した工具やら材料やらガラスが続々と入荷されたので，土日を使ってフロントガラスの取り外し＆取り付けを行います．

写真は部販にて購入した純正パーツはモールとダム．
これがめっちゃ高い＆でかい．
野口さんが9人持っていかれました．
（正確には持って行かれそうになっています）

ちなみにフロントガラスは絶版みたいですorz
オクにて中華製が送料込み13,100円成り．

左上から，
フロントガラス用接着剤とプライマー(2種類)：2,100円
ウィンドシールリムーバー：860円
サクションカップ：980円
吸盤：400円くらい

サクションカップはケチらずにもう一個購入すればよかった．

モールとピラーの隙間にウィンドウカッターを差し込み，ネジって接着剤の部分を切り取っていきます．
（写真がないため文字のみの説明）

しかし，このEFのガラスは製造から20年以上経過しているにも関わらず，案外強固に接着されているため，そのままだとカッターの刃が先にやられてしまいます．
ピアノ線で切っていく方法も試してみたが，あまり効果がありません．

そこで匠が取り出したのがヒーターガン．温度MAXでフニャチンになった接着剤をカッターで切り取っていきます．

すると，なんということでしょう！小1時間ほどの格闘の末にEFのフロント部分に開放的な空間が広がります！

ボンネットとフロントガラスを取り払った，この無駄のない開放的なEFを見たオーナーは，感動のあまり構内を試走します．

・・・頬をなでる夜風が涼しくなってくる季節になりました．

割れたガラスの破片をすべて取り除いて，接着面をきれいにしていきます．

整備書（バイブル）には“残った接着剤を2mmの高さできれいに仕上げます”的なことが記載されている．

しかし，接着剤との格闘の末，接着剤は見事にズタズタにやっつけてしまいました．

というわけで，カッターとマイナスドライ婆さんと布ヤスリを用いて全ての接着物を剥がします．
この作業が一番時間がかかる．

写真は運転席側のピラーとルーフのコーナー．
ピラー側が施工済み．
ルーフ側が未施工．

鉄板見えてもプライマー塗るから大丈夫かな．．．

上と同じ場所をボディ用プライマーを塗って仕上げた状態．
ここまで来るのに日が明けてしまった．．．

ボディ用プライマーは塗付後10分以上自然乾燥させること．

ガラス用プライマーは塗付後30分以内に接着すること．

マイナス婆さんをこじるときにだいぶ握力を使ったので，取り付けを一人で行うのは不可能と判断．
誰か来ないかなぁ．．．
at am6:00 in Pit

ピットで待つこと1時間．
（その間は別な作業を進める．内容はそのうちup）

山から下りてきたお猿さんがフラフラ歩いてきたので，作業を手伝ってもらうことに．

ガラスの内側を脱脂した後，ダムを貼って，モールを取り付けて，接着剤をモリモリします．
（モリモリ←これ重要！！）

お猿さんに室内側からガラスを支えてもらえながら，エイヤッ！で取り付け．
上下左右の位置なんて，なるようにしかならんのです．

あとは，ガラスが浮いてこないように上から圧力をかけます．
接着剤のモリモリが足りてないところは隙間ができてしまうので，要注意です．

“固定されるまで24時間車両を移動しないこと”とバイブルには書いてありましたが，そんなことは無理です．

18時間くらいで帰りました．

新品のモールはいい手触りですね．

最後に，再発防止のための対策として，純正キャッチを半分だけ戻しました．

詳しいことは書きませんが，雰囲気で感じてください．

ドア交換したときに“次はガラス交換かな～，クオーターとかハッチにアクリル入れたいよね～”なんて話していたら，まさかのフロントガラス交換を行う羽目になるとは．．．

今回はガラス→ガラスだから重量もあんまり変わってないし，なんも良いことなかったな．．．

経験値と工具が増えた？？