18.【個別工程】パワスロ取付
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
【注意】
・あくまで素人の自己流作業、個人的見解ですので、参考にするなら自己責任でお願いします。
【事前準備】
・整備手帳2.【共通工程B】を全て実施し、運転席側の内張りを外す
【作業概要】
手順18-1 配線準備
手順18-2 スマートキー電池取り外し
手順18-3 エンジンルームと車内の通線
手順18-4 圧力センサー割込
手順18-5 アクセルセンサー割込
手順18-6 スロコン本体へのハーネス接続
手順18-7 初期設定・仕上げ
【使用した工具】(共通工程Bに加え)
・ワイヤーストリッパー
・ギボシ端子
・電工ペンチ
・マイナスドライバー
・配線通し
・ハーネステープ
・すきまテープ
2
【手順18-1】 配線準備
➀本商品は、常時電源(必須)とリバース信号(推奨)が必要なため、この2つの電源が同時に取り出せる割込カプラーをアマゾンで調達しました(画像左上・アマゾンで1,500円)
☆カプラーの差し込み場所は車内ヒューズボックスの上部右側になります(画像右下赤丸部分)
②本商品付属の電源ハーネスの赤色と桃色の端部にギボシ端子(オス)をカシメる(画像右上)
☆調達した割込カプラーに付属していたギボシ端子を利用
③割込カプラーは常時電源とリバース信号の他に、アクセサリー電源とイグニッション電源も取り出しできるが、後者2つは今回使用しないのでハーネステープで絶縁処理(画像左下)
3
【手順18-2】 スマートキー電池取り外し
☆取説にはエンジン停止後、スマートキーを車両から10m以上離すよう記載がありますが、自分の家だと10m離すには隣の隣の家位まで行かないといけないのでスマートキーの電池を抜きました
➀スマートキーからキーを外す
☆オーナーズマニュアルに記載あり
②キーを外した穴に小さいマイナスドライバー等を挿入し、テコの原理でスマートキーを開ける
☆オーナーズマニュアルには布を巻いたコイン等でこじって開けるよう記載されていますが、キーが入っていた穴にマイナスドライバー等差し込んでテコの原理で開けた方が簡単な上、スマートキーを傷つけないですみます
③スマートキーが開いたら、ボタン電池を取り外す
☆メインキーとスペアキー両方外す必要があるので注意
☆スマートキーの電池を抜きましたが念のためスマートキーは車両から離せるだけ離しました
4
【手順18-3】エンジンルームと車内の通線
☆整備手帳10.ブースト計取付の【手順10-3】と同じです
➀エンジンルームへの通線箇所を決める
☆通線箇所は2択
・エンジンルームのグロメット→直接運転席下の奥
・エンジンルームフェンダー脇?→ドアヒンジ下グロメット→運転席右側
☆自分は、難易度や防水の観点から、フェンダー脇?を選択
②エンジンルームのサイドの内張りを外す(内張りはリベットを1個外すと、あとはツメとクリップだけなので、車両後方側にずらすように外す)。
③フェンダー脇ボルト下部分の隙間が大きい所(言葉では分かり辛い)からエンジンルームフェンダーに向け配線通しを通す
➃配線通しに本商品付属のパワーユニットハーネスを絶縁テープ等で巻き付け、配線通しを引っ張り通線する
⑤ドアヒンジ下のグロメットを外し、市販グロメットに交換し、市販グロメットに穴をあけ、ハーネスを通す。グロメットを外したホールから配線通しを入れ、運転席側車内の穴から出す。再度配線通しにハーネスを巻き付け、配線通しを引っ張って通線完了
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【手順18-4 】圧力センサー割込
➀純正のメイン圧力センサー(画像右上)とサブ圧力センサー(画像左下)のカプラーを外す
②外した純正圧力センサーのオス・メスカプラーに、本商品の圧力センサーハーネス(画像右下)を割込ませる
☆本商品の圧力センサーハーネスは2セットあるので、メイン・サブ双方にそれぞれ割込させる
③パワーユニットのハーネスの途中にある黒カプラーにメイン側圧力センサーのハーネスを、白コネクターにサブ側圧力センサーのハーネスを接続し、カプラー接続部分をすきまテープ等で防水処理
➃パワーユニットを固定する(画像左上・定番位置のヒューズボックス上蓋に両面テープで貼り付け)
6
【手順18-5】 アクセルセンサー割込
☆スマートキーの電池を抜いても、エンジン停止後15分以上経過させることが必要
➀アクセルペダル上部にある純正センサーカプラーを取り外す
②本商品付属の専用アクセルセンサーを車両側(アクセル上部)とハーネス側(取り外したカプラー)の間に割込ませる
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【手順18-6】 スロコン本体へのハーネス接続
➀手順18-1で用意した割込カプラーをヒューズボックス上部の空きカプラーに差し込み、本商品付属の電源ハーネスの赤色を常時電源、桃色をリバース信号に、それぞれギボシ端子で接続する
②スロコンユニット本体に
・専用アクセルセンサーハーネス
・コントローラー
・電源ハーネス
・パワーユニットハーネス
のカプラーを全て接続する
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【手順18-7】 初期設定・仕上げ
➀スロコン本体への接続が終了したら、ブレーキペダルを踏まず(重要)、コントローラーのPOWERボタンを押しながら、間隔をあけてエンジンスタートボタンを2回押す(1回押すとアクセサリーモード、少し間隔をあけて2回目を押すとイグニッションモード(アイスト状態)になる)
☆ブレーキペダルを踏みながらエンジンスタートボタンを押すとエンジンが始動してしまい、エンジンチェックランプが点灯するので初期設定時はブレーキペダルは絶対踏まないよう注意
②コントローラーのPOWERスイッチを押し続けるとコントローラーの表示が数字表示となり、15秒間のカウントダウンがはじまるので、カウントダウンがはじまったらPOWERボタンを押すのをやめる
③15秒間の初期設定モード中に、アクセルの全開と全閉を2回以上繰り返す
☆この動作でアクセル開度の0〜100%を学習する
☆この時のアクセルの踏み込みが弱い場合、実際の運転時にアクセル開度が初期設定を上回ると、エンジンチェックランプが点灯してしまうので、なるべく靴等は履かず、素足(もしくは素足に近い状態)でしっかり踏み込みをした方がよい
➃15秒間の初期設定モードが終了すると、コントローラーが消灯状態となるので、コントローラーのPOWERボタンを1回押し、コントローラーに【AU.2】(オートモード2)と表示されれば初期設定完了
☆コントローラーの表示が【Err】(エラー)の場合、初期設定は失敗なので配線確認等した上で再度初期設定を行う
⑤初期設定が正常に終了したら、お好みの場所にコントローラーを固定し、配線処理、オプション設定(初期モードの設定等)および内張り等戻して作業終了となります
お疲れ様でした
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