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crossfire170の愛車 [マツダ ボンゴフレンディ]

整備手帳

作業日:2016年9月17日

ヒーター・パイプ交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
走行距離 : 185,632 km

リヤヒーターへ行く運転席下の冷却水配管の交換を実施(D.I.Y.)。

リヤヒーター入口手前でパイプは分岐しているが、その部分のハンガー周辺に錆が進んでいる為、遅かれ早かれ交換が必要になると考えていた。
前期型に乗っていた時は20万km超えてからの予防交換だったが、交換後1年程でカムシャフト折損→廃車で効果の薄い交換だった。
冬期前に冷却水濃度をアップさせたい考えと無料点検で汚れを指摘されていた事を合わせて、この時期の交換を決断、実行した。

シルバーウィーク連休前の金曜日午後にディーラーに立ち寄り部品注文。
納品が遅くなることも考えていたが、ほぼ即納で、翌日午後一番に受け取りに出向く。

今回交換する範囲は、エンジン側からヒーターへ向かう配管1本と接続するホース3本にホースクリップ6個。
パーツ代金は、\12,670- 

部品注文の際に作業上の注意点を聞いておくが、古い車ゆえの錆の問題などがイチバンとなりそう。。。

天気は夕方には雨になる予報、朝早めから作業開始。
まずは冷却水の入れ替え、これが意外と時間を食ってしまったものの準備OK。

フロント側をジャッキアップ、ウマを左右に入れて落下を防止してから潜り込み、アンダーカバーの前+中部を取り外し。

続いてブラケット3ヶ所の確認をするが、前側の1ヶ所が吸気ダクトに隠れて外しずらい。
吸気ダクトを下ろして作業すれば何て事は無いと考えられるのだが、ダクトをフレームに固定するボルトが外れない。
ボルトが錆びているのは確かだが、熱での伸びの吸収の為かゴムを抱いたボルトになっておりグニャグニャ動いてトルクが掛からない。
このままではレンチも入らないし、ゴムを切ってしまうと復旧が面倒だしと途方に暮れながら手を掛けると隙間が出来るじゃないか!?
ゴムのお陰で、ダクトを押してやればレンチを入れる隙間が十分できてブラケットを固定するボルトを回せた。
ここの段階で相当な時間を浪費、最悪ディーラーへ持ち込むことも考えたが安堵。

やっぱりイチバンの問題点がこういうところなのか。。。
決まった工賃しか取れないのに、こんな車を任されたメカニックには丁寧にお願いをするしかない。
半端な状態で持ち込んで誠に申し訳ない、と何度も頭を下げることなく済んだ。

ディーラーで注文した部品を受け取り、確認してから交換作業の本番開始。
しかし、ホースクリップの品番は、パーツリストでは2種類あるが入荷した現品は1種類。
発注時の間違え???とも思ったが、既存品と形状の変化なく、統一されたものと考え、電話確認はせずに進めた。

リヤヒーター入口のホース取り外しでは、いきなり間違えて出口側を外してしまう。
バケツで垂れる液を受けながら間違えに気付き、どうかここから漏れませんようにと祈りながら復旧。
ヒヤヒヤしながら正しい側を取り外し、残液を抜く。
ここで約2リットル程度の冷却水が出た。

エンジン側からのホースは、エアクリーナーからタービンに向かう配管を除けると比較的容易に外せた。

フロントヒーター側のホースは、車体下部からのアクセスになるのだが、寝転んだ状態では手が届かない。
フレームにつかまり、まるで懸垂をする態勢で潜り込み取り外せた。

さて本題のパイプの取り外しになるのだが、これも知恵の輪の様。
曲がりくねったパイプは回転させながら障害物を避けて後部へ引き抜く必要があった。
準備作業として、
接続ホース3本はパイプから外す。
アンダーカバーの後部を外す。
エアクリーナーBOXを外す。
エアーダクトは外せなかったのでゴムの弾性を活かして適宜よける。
パワステオイルリザーブタンクとパイプの固定ボルトを外す。

これで何とか取り外し完了。ホッと一息である。。。が既に怪しい雲行き。

新しいパイプは黒塗り。防錆塗装されている??? 耐久性は高まっていそうだ。
既存品は銀色っぽく、錆の出たところも塗膜が剥げる様な感じは無い。

取り外しと逆の手順で差し込み、各部を復旧していく。

3本のホースは既存品と見比べながら取り付け方向を間違えない様注意して行う。
クリップはすべて同一品番。ワンタッチで作業出来る治具付きだ。

パイプ、ホース、周辺の取り外した部品の組み付けを再確認。

新しいクーラントを投入。2リットル×3本+水道水で満水まで。

エンジン始動し漏れの確認。まずはOK。
この段階では冷却水が温まっていないのでヒーター側へ流れていないかもしれない。

ポツリポツリと雨が降り始めてしまった。
夕刻も迫って本日は終了とする。

翌朝、どうも雨の上がる気配が無い。前線が台風に刺激されているのか雨量も多い。
このままでは身動き出来ないので、雨脚の弱まったスキに合羽を着込んで続きの作業を行った。

エア抜き作業から再開。(冷却水交換に詳しく記述)

下回りの漏れを目視、明らかな漏れは確認できないものの、雨の影響で確信は持てないままアンダーカバーの復旧とする。
雨に濡れた地面に寝転ぶのはめったに無い事だ。合羽の背中から濡れてしまった。

アンダーカバーも復旧したので、ウマを外して、冷却水配管の交換作業は完了。
後はエア抜き作業をしっかり行う事と接続部の漏れが無い事の確認が必須。

今回の作業、特殊工具も要らず難しいものではないが、リフトを使える環境が無いと寝転んでの状況が多いがゆえに首周りの疲労が大きい。
知恵の輪の様な配管類の取り回しも拍車をかけているので、根気のある方にはお勧めできるが、ディーラーに持ち込むべきだろう。。。

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