
北海道神宮は明治2年に明治天皇の詔(みことのり)により、北海道開拓の守護神として、大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那無牟遅神(おおなむちのかみ:大国主命おおくにぬしのみことの別名)、少彦名神(すくなみことのかみ)の開拓三神(かいたくさんじん)を祀る北海道鎮座祭が東京で行われ、その後、開拓三神が当時の開拓使長官や開拓判官らにより札幌の地に移された歴史があり、昭和39年には明治天皇を合祀し、社名を札幌神社から現在の北海道神宮へと改めています。
また、今年は明治天皇が崩御(明治45年7月、1912年:満59歳)されて百年目となるため、7月30日には明治天皇百年式年大祭を執り行うことになっているそうです。
このような記念すべき年の北海道神宮例大祭は例年以上に人出も多く、北海道神宮の境内は勿論のこと、中島公園内の露店の数も500店以上も並び、オートバイサーカスや、お化け屋敷などの見世物小屋やゲームなど大賑わいとなりました。
我々家族も土曜日の午前中から中島公園に向かい、あちこちの露店で3つもクジを引いて、クマさんのノートやペンケース、風鈴やミラーボール、花カッパとギターの形をした空気入りビニール製品を当てたり、プーさんのカステラ焼きを買ったりした後、お化け屋敷に娘と私が入りましたが、息子は恐がって参加する意思なしでした。
続いて、オートバイサーカスですが、これは息子も参加して大いに盛り上がりました。客が千円札を手に持つと、オートバイの乗り手が、その札をオートバイに乗ったまま受け取るのですが、うまく行ったら拍手喝采、落としても歓声がどよめくなど、大いに楽しみました。
お昼にはツブやらおでん、焼きそば、焼き鳥などを露店で頂いた後、中島公園を出て、大通りまで地下鉄で移動して31のアイスを食べてから自宅に一旦もどりました。

御神輿が神宮に戻るのは夕方ということで、リョービの芝刈り機(2サイクルエンジン)を購入して、家の前の土手を刈り込みました。片付けは子どもたちに頼み、我が家の庭も少しだけ芝刈りをして、着替えてから神宮に向かいました。
神宮境内にて御神輿を迎えるのは初めての経験でしたが、笛や太鼓、大名行列のような奇妙な衣装をまとった人々が札幌の市街地を練り歩いた後、最後に神宮の境内に戻ってくるわけで、皆さんの表情もかなりお疲れの様子でした。
ご神体を神宮の神殿に戻す様子も見ることができましたが、白い布で神輿を隠して、雅楽器が厳かに演奏される中で、神秘的な光景を目撃することができて、たまたまですが、よかったと思います。
この後、ご神体が戻った神殿に行列が出来ましたが、子どもらと一緒にお参りも出来てとても清々しい気持ちになりました。
Posted at 2012/06/17 00:02:07 | |
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