
先週から見始めたNHKドラマですが、結構見応えがあります。
当然ですよね。渡辺謙が吉田茂役を演じているので、半端でなく迫力があります。随所で「バカヤロー!」の決め台詞がでますが、身が引き締まる思いがします。
戦後の混乱期にGHQのマッカーサーなどからの圧力の中で、日本の独立を目指した総理大臣として力強く演じていて、とても引き込まれてしまいます。
アメリカよりも、近隣諸国の圧力に悩まされている現代の日本の総理大臣との比較をなぜかしてしまいますが、力をつけて来た中国や韓国との領土問題などは、扱い方をちょっと間違えると、戦争へと向かう火種としてくすぶり続ける問題だけに、冷静な対応が求められますが、日本政府側の情報発信がほとんどない中で、尖閣に関しては、日本人の上陸さえも認めず、実効支配をせずに島を守り続けて来た姿勢が、中国側からすると弱腰に見えるのでしょうね。
何にもできない国、日本。竹島のように、気がついたら、尖閣も中国が実効支配していたなんてことのないように、しっかりと海上保安庁の巡視船に頑張ってもらうしかないのですが、すでに中国人活動家らが上陸した実績を作ってしまったので、今後もやるんでしょうね。中国側の実績作り。
ただ、JUSCOや工場、自動車などが暴徒化した中国人らに破壊と略奪を黙認した中国政府は海外の投資家からも冷ややかな目で見られていることに気がついているでしょうかね。
今後は工場などの進出先にはタイやカンボジア、フィリピンなどに変更する企業が増えていくんでしょうね。インドでもスズキの工場で待遇改善などのトラブルがあったので、優秀な人材が多いことは間違いないのでしょうが、気になるニュースであったことは確かです。
少子化と高齢化が継続中の日本にとっては、頭の痛い問題ですね。なにせ、次世代の担い手が減少している状況下では、国の活力がどんどんなくなっていくので、勢いのある国々には逆らえなくなって行くことでしょうね。
ほんと、かなしい現実です。国力が細っていく現状を眺めつつ、減り続ける年金で細々と生きつづけなければならない老後にはまったく明るい展望が見えてこないですね。
秋を感じる涼しさのせいか、だんだん、ブルーな気分になってきています。トホホ。
Posted at 2012/09/23 02:50:00 | |
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