
前日の土曜日に洞爺湖のサンパレスに宿泊して、久しぶりに部屋食を頂きました。バイキングも楽しいですが、家族水入らずで食べる御馳走はまた格別でした。翌朝は早いので、ホテルにはおにぎりを用意してもらうよう手配してくれていたので、スタート前に雨の中での朝食となりました。
しかも、どしゃ降りの雨の中、洞爺グランフォンドは開催されることになりました。
普段は、雨の中をロードバイクを乗ることなど決してしませんが、完走を目指して参加した以上、棄権などできませんので、覚悟を決めて、スタートを待っておりましたら、ますます雨足が強くなっていきました。
facebookを通して知り合ったS氏とも会場にて出会うことができて、彼の空気入れでしっかりと空気を補充してもらいました。S氏は160kmコースを選択しているので、別行動ですが、スタート時には一杯写真を撮ってあげました。
160kmコースは55人が参加しており、3つのグループに分かれてスタートしていきました。すべてのグループを見送った後、前日飲んだビールが残っているのか、3回目のトイレタイム。外からママの声がして、「100kmコースもスタートするってよ〜!、急いで!」なんて、聞こえて来たけど、途中でやめるわけにもいかず、用を済ませてから、トイレを出て、スタート地点を見たら、誰もいない。
そう、置いてきぼり。この時の、かっこわるいのなんのって、自転車にまたがって、そそくさと遅れて一人で走り出したところをママが後からパチリ!
最初の給水ポイントである洞爺湖水の駅まで20kmは平坦路でしたが、どしゃ降りの雨の中の走行となりました。寒くはなかったのですが、サングラスをしていても、雨が目の中に入ってくる程のひどい雨。10km程走行した辺りで、トップから少し離れた第2グループには入れたようなので、水の駅までは無理せず、オーバーペースにならないように気をつけながら走行しました。
水の駅では、洞爺の名物であるわかさイモやジュースなどが、置かれていて、疲れたサイクリストのお腹と喉を癒してくれます。トイレで用を済ませて、外に出てみるとママと娘が待っているではないですか?なんと、娘の発案で湖を反対周りで水の駅まで応援に来てくれたとのことで、嬉しいやら、恥ずかしいやらのところをママにパチリとされてしまいました。
最初の難関の坂道をゼイゼイと息を吐きながらも登りきることができましたが、農道に入ってからの下り坂で転けちゃいました。立ちゴケの際に出来た傷も少しダメージを受けましたが、右足首の辺りの靴下に血がにじんでいて、帰ってからママに見せたら、結構深い裂傷だったとのことで、転けた時にペダルに強打したのでしょう。
この時のダメージで、右側の変速&ブレーキレバーが内側にズレてしまい、恐る恐る変速とブレーキの様子を見てみたら、なんとか動くので、完走目指して、ペダルを漕ぎ続けました。
ツールド北海道のコースになった、激坂ですが、やはり無理でした。全般の坂は道幅も広くて蛇行運転でなんとか足も付かずに登りきったのですが、道幅が狭い後半は30m程登ったところで、無理だと判断して、自転車を押して登ることにしました。たまたま同じところを歩いていた、K氏と語らいながら、歩いていると、上のS字カーブのところで、カメラを構えて我々を撮影しているではないですか?おそらく来年以降のパンフかホームページにその様子が掲載されるのでしょうが、まったく、お恥ずかしい限りです。
最後の休憩ポイントは最初の休憩ポイントだった洞爺湖水の駅でしたが、美味しそうにマスカットを食べている外人がいたので、あれ?と気がついたのです。そう、彼は160kmコースに参加している方なので、彼は我々100kmコースのトップ集団と同じ休憩ポイントでマスカットを食べているということは、60kmも余分に走っているにも関わらず我々と同じ場所にいて、まだまだ走れそうな余裕を感じたのです。ホント、スゴイです。
ゴールまでは平坦路で20kmもないコースなので、前方を交互に入れ替わって快走する二人にピッタリと張り付いて走行しました。50代でもまだまだ捨てたもんじゃないですたい!
無事、100kmを走行して、完走することができました。ゴール地点には家族が待ち構えていて、娘はタンポポの花束を私に渡そうと私を追走してくれていました。
完走した証の完走証と首にはゴールドに輝く?どらメダルを実行委員長から掛けていただきました。
ホテルに戻ってからは、ママにマッサージをしてもらいながら、爆睡したのは言うまでもありません。
翌朝の洞爺湖の中島は曇り空の中でしたが、くっきりと見えました。こんど来る時は160kmか?
Posted at 2012/10/01 22:23:00 | |
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洞爺グランフォンド | 日記