『Korean GP looks more like a fantasy fix』
来年の韓国GPの復活は、愛されていないレースを復活させ、F1カレンダーを最多の21戦にするのが真意ではなく、エンジン規約に関係があるかもしれない。
韓国は、意外にも3日に発表されたカレンダーに含まれていたが、確認が必要とされている。
今年、韓国のレースは開催されなかった。地元のプロモーターは開催料に苛立ち、スポンサーは同国の南のはてにある木浦の怪しげな料理を食べずにすんでほっとした。
欧州最初のレースがスペインで開催される1週間前の韓国GP復活に真剣な意図があるとすれば、カレンダーを20戦以上に増やすことに抵抗したチームに対する挑戦だろう。
また、5ヶ月で準備を行い、5月3日のレースまでにチケットを売らなければならないため、韓国のプロモーターにとっても難しいだろう。
しかし、このニュースに対する即座の反応は懐疑論で、内部関係者たちは、この「復活」の本当の理由はエンジン規約だと指摘した。ただしバーニー・エクレストンには契約上の問題があるかもしれない。
2015年の競技規約第28条4項は
「各ドライバーはチャンピオンシップ・シーズン中、4基を超えるパワー・ユニットを使うことができない」としている。これは2014年より1基少ない。
しかし、同じ条項に
「当初予定されていたチャンピオンシップのイベント数が20を超える場合、この数字は増加する」と追加されている。
エレガントな解決策
キーワードは
「当初予定されていた」である。韓国でのレースを予定することで、実際にレースが開催されなくても、パワーユニットの割り当ては5基になる。
規約変更は、この遅い段階でチームの全員一致が必要なので、カレンダーを調整するほうが単純である。
韓国のレース開催を疑っているチームの情報源は、これはエンジンがすべてであり、カレンダーのことを「エンジン数引き下げを回避するエレガントな方法」と呼んだ。
当初の2015年規約は、新しいV6ターボ・ハイブリッド・パワーユニットが今年導入される前に規定されており、一部マニュファクチャラーが悩まされている問題が明らかになった。
レッドブルの4度のチャンピオン、セバスチャン・ベッテルは、エンジン割り当てを超えてペナルティを受けた数人のドライバーのひとりだった。
ルノーとフェラーリは、優勢なメルセデスに追いつくため努力しているが、割り当て数を変更しないようにという要請があり、戦略グループの会議が開催された。
ホンダも来年マクラーレンと再び提携するが、当初彼らのパワー・ユニットに競争力がない場合にF1が協力的でなければ、他のマニュファクチャラーが参戦を思いとどまる恐れがあった。
また、昨年の最初のカレンダー案は22戦だったが、12月の最終カレンダーでは韓国、ニュージャージー、メキシコが脱落したことも念頭に置くべきだろう。
このカレンダーでは、モナコ、ニュージャージー、カナダが連続して開催されるという、見込みのない「3連戦」が含まれていた。
成る程!
こないな意図があるとすれば、復活も納得できやすよねぇ
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Posted at
2014/12/05 05:47:15