『シュコダ、ポルトガルはラッピとティデマンド』
シュコダ・モータースポーツは、新しいファビアR5の世界ラリー選手権デビュー戦となるラリー・デ・ポルトガルには2014年ERCチャンピオンのエサペッカ・ラッピとともに、先ごろ行われたアジア-パシフィック・ラリー選手権開幕戦で優勝を飾ったポントゥス・ティデマンドを出場させることを正式に発表した。
シュコダはファビアR5を先週末に行われたチェコ・ラリー選手権シュマヴァ・ラリー・クラトヴィにおいて競技デビューさせており、ヤン・コペツキが12SSのうち11ステージでベストタイムを奪って圧勝を飾っている。
シュコダのボス、ミヒャール・フラバネクはデビューウィンを喜びつつも、さらなる開発を目指す考えであることを表明した。
「新しいシュコダ・ファビアR5のラリーデビューは、このブランドが誕生した祖国におけるモータースポーツの伝統に新たな時代の幕開けを象徴するものとなった。我々はこのような極めて素晴らしいスタートを切ることができたことを非常に嬉しく思っている」とフラバネクは語った。
「我々はとても興奮していた。そしてこのデビューで、自分たちが新しいラリーカーで正しい方向性にあることを証明できた。ただ、最初の結果だけに重きを置きすぎることはなく、今後のラリーで、このクルマ、そしてチームとしてもまったく異なった様々なトライアルをとおり抜けていかなくてはならない」
シュコダは、新しいファビアR5がチェコ選手権と同時にWRC2のタイトルを照準にしており、来月のラリー・デ・ポルトガルにおいて2台体制で世界ラリー選手権デビューを果たす計画だ。シュコダは今回、WRC2王座に挑むラッピとともにティデマンドを出場させることを正式に発表した。
「2台を走らせることも我々の新しいラリーカーでのもう一つのチャレンジになる」とフラバネクは続ける。
「それまではテストを続けていく予定だ。今回のチェコでの勝利が我々の今後のためにいいポジションをもたらしてくれたが、我々にはまだこれからやらなければいけないことがたくさんあるからね」
現在WRC2で上位を占めているのは、フォード・フィエスタR5を駆るドライバー達
IRC(現ERC)では最強を誇り、デビュー戦でも圧勝したファビアR5が、果たしてWRC2でも圧倒的な強さを見せるのか!
シュコダは最強布陣で挑んで来るが、どんな争いになるのか楽しみですよねヾ(@⌒▽⌒@)ノ
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Posted at
2015/04/29 20:13:03