『Ilmor, AER apply for alternative F1 engine tender』
AER(Advanced Engine Research)は、2017年にF1への導入が計画されているクライアントエンジン供給に参入する意向があることを表明した。
FIAは、2017年からハイブリッドを搭載せずに870馬力を発生させる2.5リッター V6エンジンを供給する独立系メーカーを求めており、まだ本格的な入札には入っていないが、まずは関心を示す企業を募集している。
レギュレーション変更が来週のF1委員会のミーティングで可決するかはわからないが、FIAは委員会の多数支持を得られなくとも、それを世界モータースポーツ評議会に強制的に通過させる可能性があるとされている。
英国エレックスを拠点にするAERは、マイク・ランカスターが創立。2013年から2015年までのGP3エンジン供給の契約を結んでおり、現在のGP2エンジン契約を最後までメカクロームと争っていた。
またAERは、WECに参戦するリベリオンとコレスLMP1チームにP60と知られるツインターボV6エンジンを供給しており、これがF1エンジンのベースになるとされている。
以前にイルモアに所属し、2001~2007年にマクラーレンと密接に働いた経験のあるアンドチュー・ソンダースが、AERのエンジニアリングマネージャーを務めている。
「AERはFIAの提案に非常に興味を持っている」とマイク・ランカスター述べた。
「我々はそのための提案を申請している。その要請は、我々の最新のV6 GDIエンジンとうまく合っているように思う」
「彼らは多くのパワーを発生させるエンジンを求めており、我々にはそれができるエンジンがある」
「WECエンジンはP60だ。我々はその高回転版であるP66と呼ぶエンジンを提案している。その仕事にとって理想的だと我々は考えている」
F1クライアントエンジについては、イルモアが参入を表明。一方、コスワースはすでに断念することを決定しており、メカクロームについては不明となっている。
現在、F1のエンジン規定での年間使用数は4基までとなってやすよねぇ?
そこで、1レースあたりのエンジン使用時間を単純に計算してみると、フリー走行計4時間、予選1時間、決勝レース2時間として計7時間に
年間21戦で7時間って事は、計147時間で、1基あたりにすると36.75時間に
WECのエンジン規定では、年間何基使用できるのか覚えが無いんすが、同じように1レースあたりのエンジン使用時間を単純に計算してみると、フリー走行計4時間、予選1/3時間、決勝レース6時間として合計約10.4時間に(ル・マン以外)
WECは年間8戦(2016年/ル・マンは除く)なので計83.2時間
ル・マンでの走行時間はフリー走行は覚えが無く、予選3回は各2時間で計6時間、決勝が24時間で、フリー走行の時間を合計しても60時間には遠く及ばないかと(^^;
と言うことは、LMP-L用のエンジンを高回転版にチューンして、耐久性は確保できるんすかねぇ?ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
Posted at 2015/11/22 06:07:23 | |
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