『Subaru STI Performance Concept previews a bright BRZ future』
富士重工業は、4月1日に開幕したニューヨーク国際オートショー 2015において、「STI Performance Concept」を世界初公開!
後輪駆動のスポーツクーペ「スバル BRZ」をベースとするこのコンセプトカーは、富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)が
「今後の米国での事業拡大に向けて、その主要事業内容であるパーツ・ビジネス、コンプリートカー・ビジネス、モータースポーツ活動を表現」するために
「STI製サスペンション、ブレーキ、内外装部品等を含めて、一台のコンセプトカーとして提示することで、STI のパーツ・ビジネスとコンプリートカー・ビジネスを具現化」したものであるという
フロントに搭載される水平対向"ボクサー"エンジンは、市販車の2.0リッター自然吸気「FA20」型に換わり、SUPER GTのGT300クラスに参戦する車両からレース用の「EJ20」型2.0リッター4気筒ターボを移植
前後フェンダーがワイドに拡げられたボディには、大型リア・ウイングやルーフ、ディフューザー、サイドシル、ドアミラーなどカーボンファイバー製パーツが多用され、ドア・ハンドルもアルミ製と思われるレーシィな細いバーとなっている
カラーリングはお馴染みのブルーだが、よく見るとメタリックではなく光沢を抑えたマットな塗装で仕上げられている
足回りはビルシュタインと共同開発したダンパーとチェリーレッドに塗られたコイルスプリングを組み込み、19インチ・ホイールに今年からSUPER GTシリーズでパートナーを組むダンロップ製の前225、後245幅「SP SPRT MAXX TT」タイヤを装着
バケットシートが備わるコクピットは、カーボンファイバーを使用したインジケーター付きステアリング・ホイールが装備され、センターコンソールにはタイヤ温度、Gメーター、ストップウォッチ、スロットルとブレーキの状況を表示するディスプレイが搭載されている
もちろんこのコンセプトカーはSTIの技術とブランド・イメージを米国の顧客にアピールするために製作されたショーケースであり、このままコンプリートカーとして市販化されることはまずないと思われる
スーパーGT GT300のエンジンを移植するとはねぇ( ̄0 ̄;)!!
まさに、公道を走るレーシングマシンっすよね
Posted at 2015/04/03 05:49:45 | |
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