『2013年 国内自動車メーカー低燃費ハイブリッドカーランキング ベスト5!』
2013年のハイブリッドカーの燃費ランキングをご紹介しよう。ハイブリッドカーは、ガソリンエンジンで効率が悪い部分を補うことが出来るモーターとバッテリーが搭載されているだけに、さらに低燃費が期待できるのが特長だ。
第5位は、30.8km/L(JC08モード)を達成したマツダ「アクセラ」だ。
トヨタからの技術供与によって実現したハイブリッドは、2.0L・ガソリン「SKYAVTIV-G 2.0」エンジンをベースに新たにハイブリッド専用ユニットとして開発された。
最高出力99ps/5,200rpm・最大トルク14.5kgm/4,000rpmにチューニングされ、これに82psと21.1kgを発生する電気モーターと容量6.5Ahのニッケル水素バッテリー(いずれもトヨタの「プリウス」と同スペック)、電気式無段変速機が組み合わされる。なお、バッテリーを搭載するスペースの関係からかセダンのみの設定となっている。
重量がほぼ同じことを考えると本家「プリウス」との燃費の差は、「プリウス」が1.8Lのところ、「アクセラ」2.0Lエンジンを搭載しているための違いということか。
第4位は、32.6km/L(JC08モード)を達成したトヨタ「プリウス」だ。
昨年2位から2ランクダウン。同クラスで競合するライバルがいないせいか昨年から燃費向上が図られていないので、いたしかたないだろう。
第3位は、33.0/L(JC08モード)を達成したトヨタ「カローラ アクシオ」、「カローラ フィールダー」だ。
搭載するハイブリッド・システムは「リダクション機構付きTHS II(トヨタ・ハイブリッド・システム II)」。最高出力74ps/4,800rpm・最大トルク11.3kgm/3,600~4,400rpmの排気量1.5L「1NZ-FXE」型アトキンソンサイクル直列4気筒エンジンに、45kW(61ps)と17.2kgmを発生する「1LM」型電気モーター(交流同期電動機)と容量6.5Ah のニッケル水素電池を組み合わせたもので、つまりスペックまで含めて「アクア」と共通だ。
「アクア」よりも60kg重い「カローラ アクシオ」と100kg重い「カローラ フィールダー」でもプリウスを超える燃費をたたき出しているのは、「アクア」のパワーユニットの素質のよさを物語っている。
第2位は、36.4km/L(JC08モード)ホンダ「フィットハイブリッド」だ。
従来モデルから35%以上も燃費性能を向上させたハイブリッドシステムは、 1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPU(インテリジェントパワーユニット)を組み合わせることで達成している。
そして、
第1位は、37km/L(JC08モード)を達成したトヨタ「アクア」だ。
9月に「フィットハイブリッド」に低燃費トップを奪われた約3ヶ月後の12月2日の改良発売で世界トップの低燃費を奪取した。
従来型比+1.6km/L(JC08モード)の低燃費は、モーターやインバーターの制御を改良しハイブリッドシステムの効率を一段と高めることで達成している。
2013年のハイブリッド車の燃費性能の傾向としては、2.0L、1.8L、1.5Lと言う風に排気量が小さければ小さいほどランキングがアップしていることがわかる。今後はさらに燃費性能のよい小さいエンジンのバリエーションが展開されることが予測される。
また、ガソリン車も30km/L(JC08モード)を超える低燃費を実現していることを考えると、2014年のハイブリッド車は、40km/L(JC08モード)を超えていくのだろうか。
HVシステム的には、トヨタとホンダが抜きに出てるのが現状かと・・・
確かにアクアは、燃費No1かもしれないのでが、ワテ的には空力を考えて設計された為、後席の居住性の犠牲になっているアクアやプリウスよりも、フィットやアクセラに軍配を上げたいのですがねぇ
フィットとアクセラに軍配を上げるのには、他にも理由が・・・
それは、HVだからと言って、走らせる喜びを感じさせてくれないのはクルマとしての魅力を感じないからなんすよ
動力性能的には、プリウスもアクアもかなりのモノかとは思っているのですが、感覚的なモノであって表現し難いのですが・・・
日産ファンのワテとしては、燃費が良くて走りの楽しいHVを日産には期待したいんすがね(^^;
Posted at 2014/01/02 21:12:30 | |
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