『プジョー・シトロエン 空気で動く車を開発』
以下、記事転載
フランスの自動車メーカーであるPSAプジョー・シトロエンは1月22日、先進技術発表展示会において、「空気で走る車」を公開した。
PSAプジョー・シトロエンによると、新技術の名称は「ハイブリッド・エア」。圧縮空気とガソリンエンジンが組み合わせられており、空気がバッテリーの役割を担う。
同自動車メーカーは、2016年までに「ハイブリッド・エア」を市販する計画であることを明かしている。Enerzineが報じた。
2020年までに50km/kmを目指す
PSAプジョー・シトロエンが発表した「ハイブリッド・エア」は小さなサイズであるため、小型車にも搭載することが可能である。
モードは3種類用意されており、ガソリンエンジン走行、複合走行、そして圧縮空気のみを使用したゼロ・エミッション走行だ。
PSAプジョー・シトロエンは、シティドライブの60%から80%はゼロ・エミッション走行で補えるとしており、大幅なCO2削減が期待できる。
さらに、圧縮空気をバッテリーとして使用することで、リチウムイオンバッテリーなどの部品が不要となるため、従来のハイブリッドカーよりも安く自動車を提供できることも特徴だ。
PSAプジョー・シトロエンは、
2020年までに50km/リットルの低燃費車を実現するという目標に向けて、ハイブリッド・エアは重要なステップになる
と述べている。
この記事で、気になる処が・・・
それは
「圧縮空気をバッテリーとして使用することで、リチウムイオンバッテリーなどの部品が不要となるため、従来のハイブリッドカーよりも安く自動車を提供できることも特徴だ」との部分
確かに、圧縮空気を利用して油圧モーターを駆動するのだが、バッテリーとして使用するのでは無く、通常の電気モーターのように、動力源としてバッテリーは使用しないって事なんすよねぇ
油圧モーターはその名の通り油圧を利用し、駆動するモノで、油圧を発生させるために圧縮空気を使うんすから
この記事の書き方やと、まるで圧縮空気でバッテリー代わりに蓄電している様にも捉えられかねませんよねぇ?
ちなみにコチラが、3つの走行モードを説明している動画っす
まぁ、圧縮空気により油圧モーターを駆動するとは考えたモノですが、日本では高圧ガス保安法で
「圧縮装置を使用した圧縮空気であって、温度35℃において圧力が5MPa以下のもの」と規定されてるので、これに抵触しないのかどうか・・・ゥ─σ(・´ω・`*)─ン
Posted at 2013/01/28 19:57:55 | |
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