『自動車事故2度:30代男性は「てんかんの疑い」』
以下、記事転載
宇都宮市内で昨年7月、車を運転中に追突事故を起こした30代の男性が直後に「てんかんの疑い」と診断され、12月末にも6人が重軽傷を負う事故を起こした疑いのあることが、栃木県警への取材で分かった。県警は最初の事故後、運転免許の取り消しを検討したが、明確にてんかんと診断されなかったため見送っていたという。
県警によると、最初の事故は昨年7月末。男性は「覚えていない」と話し、8月上旬に医師が「てんかんの疑いがある」と診断した。
道路交通法は、免許取得後もてんかんと診断されれば取り消し処分ができると定めている。県警は取り消しを検討したが、診断が明確でないため、男性に「医師の許可が出るまで運転しない」という趣旨の誓約書を書かせるにとどめた。
県警によると、男性はその後の12月27日夕、宇都宮市の国道119号で軽乗用車を運転。道路左側の縁石に衝突し、反動で中央分離帯を乗り越えて反対車線に飛び込み、4台が絡む事故を起こした疑いがある。この事故で男性を含む計6人が重軽傷を負い、県警は近く男性を自動車運転過失傷害容疑で書類送検する方針。
男性は毎日新聞の取材に「車は通勤で必要だった。最初の事故後にもらっていた薬は毎日飲んでおり、発作もなかった。2度目の事故は、車線をはみ出して車にぶつかったまでは覚えている」と話している。県警交通企画課は「法に基づかない処分はできない。対応に問題はなかった」とコメントしている。
昨年4月、運転手のてんかんの発作により小学生6人が死亡した痛ましい栃木県鹿沼市のクレーン車事故があったんすが、またしても(o´_`o)ハァ・・・
日本てんかん協会関係者は
「責任感の欠如」と批判する一方、患者が病気を隠す場合、背景には周囲の偏見や車のない生活への不安もあると指摘
その一方、ある患者は
「病気への社会の理解は足りない」と訴えていると・・・
静岡てんかん・神経医療センターの久保田英幹医師は、相次ぐ事故で患者の社会参加が規制される事態を危ぶみ
「免許手続きを患者に徹底することが重要だが、周囲にも病気を正しく知ってほしい。不当な扱いを受けなければ、自己申告も増えると思う」と話しているとの事
ワテ自身、てんかんと言う病気?に関する正しい知識は持ち合わせていやせんが、このままでは、久保田英幹医師の言う通りやとは思うんすよねぇゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
Posted at 2012/02/02 19:51:32 | |
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