『インプレッサ・ニュル仕様にはR4のパーツも投入』
STIが18日、2012年のニュルブルクリンク24時間レース(5月17~20日)参戦マシン、スバル『WRX STIレースカー』のシェイクダウンテストを、富士スピードウェイで行った
2011年仕様より約20kg軽量化してレギュレーション最低重量に近づけられ、更に、リヤのサブフレームやフロントの熱線ガラスなどにはグループR4用のパーツも投入されていると
シェイクダウンは以前発表されていた通り、吉田寿博選手と佐々木孝太選手に加え、監督を務める辰己英治氏自らも乗り込んだとの事
吉田選手は
「ボディが軽くなったことをとても実感できました。軽量化がステアリング、ブレーキングなどすべての面で好影響を与えています。今回はストレートで250km/h近く出ていたので、ニュルブルクリンクの直線では265km/hくらい行くといいなと思います。今日は少しオーバーステアが強い印象を受けましたが、本番までには改善されると思いますよ。本番が楽しみです」と
佐々木選手は
「車としては正常進化している感じ。エンジンは中速域のトルクが増しているし、車が軽くなった事で低重心という部分がより引き出されている。ドライバーとしては安心感が増した感じ」とコメント
辰己英治チーム監督は
「去年よりタイムも1秒詰まっているのでいい感じ。一部の修正を加えて本番に臨むだけ。ディーラーメカニックもいい動きをしている」と、テストの感想を述べ、
「本番の24時間レースでは2連覇を果たすことが目標です。昨年の勝利がまぐれでないことを証明したい」と力強くコメントしたと
昨年のニュルブルクリンク24時間レースでは、142周でクラス優勝(総合21位 平均速度160.575km/hr 23:58:44.763)に
総合10位に入ったポルシェ911GT3が151周(平均速度175.577km/hr 24:01:52.062)している事から単純計算すると・・・
ポルシェ911GT3の平均ラップタイムは9:32.928になり、インプレッサは10:07.921となり、
約35秒差
流石にこの差は大きく、トップ10内入りは困難かと思いやすねぇ(o´_`o)ハァ・・・
そこで、昨年一クラス上のSP4Tクラス優勝のアウディTT RSと比較すると、アウディTT RSは総合14位 平均速度173.881km/hr 23:58:50.705で、平均ラップタイムは9:43.316になり、
約24秒差
富士スピードウェイのコース長は4.563km、一方ニュルブルクリンク24時間レースが開催される北コースは20.832km
富士スピードウェイで1秒縮めてるので、約5倍の距離のニュルブルクリンクで5秒縮まるとしても、やはりアウディには届かないんすねぇ(o´_`o)ハァ・・・
こうなったら、取り敢えずはクラス優勝はもちろん総合20位以内を目指して貰いましょうヾ(@⌒▽⌒@)ノ
Posted at 2012/02/19 07:11:23 | |
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