『Atkinson gets MINI lifeline』
二度のプロダクションカー世界ラリー選手権チャンピオンのアルミンド・アラウージョは、来月行われるADACラリー・ドイツから、新型ミニ・ジョンクーパ・ワークス WRCをドライブする事を楽しみにしていた
しかしWRCチーム・ミニ・ポルトガルは、彼がこれ以降今年のWRCに出場しないことを発表し、近年は数度のスポット参戦に留まっていたクリス・アトキンソンをエースドライバーとして招聘することを発表!
「今シーズンはスタートからかなりのプレッシャーがかかっていた」とWRCチーム・ミニ・ポルトガルのマネージャー、ブルーノ・デ・ピアントはコメント
「ワークスのサポートを受けるチームとして、我々が二人のドライバーを全13戦に出場させられることができるとわかったのはモンテカルロのあとだった。我々はアルミンドと長期にわたって良好な関係であり、彼をシーズンの間チームに留めておきたかったし、彼も我々と働くことを喜んでいた。しかし彼にかかるプレッシャーは凄まじいものだった」
「ラリー・フィンランドのデブリーフィングと、帰ってからのアルミンドとの話し合いで、我々は彼に休んでもらい、それから再びラリーに取り組んでもらおうと決めた。我々は素晴らしい歴史を築いたし、以前の彼は意欲にみなぎっていてキャリアに集中していたと言っていいだろう。しかし間違いを認めなければならない時はある。この決定は容易なものではなく、純粋にスポーツ面でのものだ。個人的な決定ではないし、チームの全員がアルミンドの将来の活躍を願っている」と・・・
結局は、ワークスドライバーであるにも関わらず、今季僅か3度しか入賞せず、ポイントも11ポイントしか挙げられていない事に業を煮やしたんでしょうねぇ
アトキンソンは今季、ラリー・メキシコではフォード・フィエスタRS WRCを前戦ネステ・オイル・ラリー・フィンランドではシトロエンDS3 WRCをドライブし、全ての現行型のWRカーをドライブした経験を持つ数少ないドライバー
これでワークスチームとして、WRCチーム・ミニ・ポルトガルの戦闘力向上を図れるとも思っているのでしょうね
Posted at 2012/08/17 21:01:15 | |
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