『Alex Zanardi completes test in DTM title-winning BMW』
元CARTチャンプカー王者で、F1にも参戦、2001年の事故で両足を失ったアレックス・ザナルディが8日、ドイツ・ニュルブルクリンクでBMWのモータースポーツ部門の40周年記念行事の一環としてBMW M3 DTMをドライブ
元CARTチャンピオンで、パラリンピックで2個金メダルに輝いたザナルディは、ニュルブルクリンクで32周を走破
パラリンピックの金メダルを祝いゴールドに彩られた特別仕様のBMW M3 DTMは、ボンネットにはハンドサイクルを駆りガッツポーズをするザナルディの姿が描かれ、ルーフには3つのメダルが描かれた
「今日、BMW M3 DTMをドライブできて本当に嬉しいよ。この特別な機会を与えてくれたBMWに感謝したい」とザナルディ
ザナルディの為に用意されたBMW M3 DTMは、両足が義足となっているザナルディのために、アクセルとブレーキは取り外されブレーキペダルは義足の右足で踏めるよう移設され、アクセルはステアリングに取り付けられ左手で操作できるようにされ、シフトチェンジはパドルで行えるよう改良
「この日は本当に特別な1日になった。僕の要求に合わせて、こんなにも早くBMWのエンジニアたちがマシンのモディファイをしてくれたことに本当に驚いた。トラックでは本当に楽しめたよ。金色に輝くマシンを見た時は圧倒されたね」と
また、ザナルディのドライブを実現したBMWモータースポーツのイェンス・マルカルトは
「我々がアレックスとともに冒険を達成させたことを嬉しく思うよ」とデモランの成功を喜んだ
「彼はずっとBMWモータースポーツの重要なファミリーの一員であり、我々全員の偉大な人生の手本だ。彼はハンディキャップにも関わらず、大きな楽観主義であらゆる困難に立ち向かい、勝利してきた。BMWと成し遂げたWTCCでの4勝もそうだし、パラリンピックのメダルもそうだ」
記事に中では、まだレースに対する情熱を失っていないと語りながらも、45歳と言う自らの年齢を考え厳しいだろうと・・・
レース復帰は難しいだろうと語っているザナルディだが、パラリンピックで獲得した金メダルと同じく、輝きは失ってはいないっすよね
Posted at 2012/11/09 19:30:57 | |
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