『ホイットマーシュ 「F1の7チームはサバイバル・モード」』
マクラーレンのチーム代表マーティン・ホイットマーシュは
「F1の11チーム中7チームは『サバイバル・モード』になるほど財政的に苦労している」と語る
F1参戦チームの大半を代表するフォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)の会長であるホイットマーシュは「厳しい」と語った
「我々は広告の世界の中にいる。広告が世界的なものであることはすぐにわかる。料金が下がっている」
「我々は対策をとったが、一部チームにとっては大変だろう」
ホイットマーシュは、一部のチームが「数年間は存続可能なビジネス・モデルを維持」するのが難しいだろうと考えている
ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは、ワールドチャンピオンのレッドブルは財政的に順調だが
「それ以外のチームは苦しんでいる」と考えている
ホイットマーシュは、現在の問題の多くは、2008年の世界的金融危機の余波だと語る
破綻前に署名された広告とスポンサーシップ契約は終了した
新しいスポンサーは数が少なく、既存のスポンサーは契約延長という特権のために高額を支払いたがらない
F1は、スタッフ数、研究開発費、外部サプライヤーへの支払い額などを制限するリソース制限協定のもとで運営されている
しかしそれでも、スペインのチームHRTは昨シーズン末撤退し、他チームも苦労していることがわかっている
3月17日オーストラリアで開幕する今シーズンを前に、ケータハムとマルシアは、給料を支払っていた評判のよいドライバーを解雇し、スポンサーシップを持ち込めるドライバーと契約した
ホイットマーシュは、問題のひとつは、商業権保有者でF1ビジネスを運営するためにバーニー・エクレストンを雇用しているベンチャー・キャピタル・グループのCVCからチームが収入の十分な分配を受けていないことだと語る
F1の2011年の収入は約9億6,300万ポンド(15億ドル 1,402億円*)だった
これに対して、NFLは26億ポンド(40億ドル 3,739億円*)の売り上げがあり、イングランド・プレミア・リーグは、来シーズンから英国のテレビ放映権のみで毎年10億ポンド(16億ドル 1,495億円*)を稼ぐ
F1チーム、CVC、FIAの以前の契約の下では、チームはF1収入の47%を分配していた契約は2012年末に終了した
まだサインされていない新契約のもとでは、チームは収入の63%を分配すると報じられている
さらに、全チームはCVCと新たに非公開の商業契約を結んでおり、その詳細は公表されていない
ホイットマーシュは
「バーニーはオーナーのために素晴らしい仕事をした」と述べた
「彼のことを批判してもよいが、彼は我々よりもっとよい仕事をしている。彼は雇用主のためにお金を貯めている」
「そのお金はF1から出ていってしまうので、一部チームはそのことにひどく苛立っている。しかし、それこそ彼がするべき仕事だ」
「チームが団結して、より大きな分配金を確保するよう協力しなければ、自分たちを責めなければならないだろう」
F1の知識を持つスポーツ・マーケティングの専門家(匿名希望)は
「7チームが危険かどうかわからないが、少なくとも6チームは、現在のシステムでは自立できない可能性が高いと思う」と語ったと・・・
4チームのうち、メーカー系チームは大丈夫だとしたら、それはフェラーリ・メルセデス・ロータスの3チーム
マクラーレンのチーム代表マーティン・ホイットマーシュが対策を取っていると語っている処から大丈夫だとすると、レッド・ブルが弾かれる事になるんすが・・・
ケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは、ワールドチャンピオンのレッドブルは財政的に順調と見ているし・・・
一体、4つってのは何処のチームなんすかねぇ?ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
Posted at 2013/02/18 06:22:34 | |
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