『Notes: Rahal gets new engineer for six races』
IZODインディカー・シリーズに参戦するレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、低迷に終わった今季の前半戦を省み、エンジニアをシャッフルして後半戦に臨むことが明らかになった
昨年まで佐藤琢磨が在籍していたRLLR。今季はオーナーのボビー・レイホールの息子、グラハム・レイホールとジェイムス・ジェイクスの2台体制で挑んでいる
レイホールがロングビーチ戦で2位に入り、ダブルヘッダーで開催されたデトロイト戦ではジェイクスも2位を獲得するも、その他のレースでは上位の成績が残せずにランキングはレイホールが17位、ジェイクスが18位と低迷
チームは次戦ミド・オハイオからの後半戦から巻き返しを狙うために、これまでレイホールのエンジニアを務めていたゲイリー・ヒューズを開発チーフに命名し、ニール・フィッフェをレイホールの担当エンジニアにすることを決定した
フィッフェは、チームが最後に勝利を記録した2008年のワトキンス・グレン戦でライアン・ハンター-レイのエンジニアを担当しており、最近はドラゴン・レーシングでセバスチャン・ブルデーのエンジニアを務めていた
またガナッシからミッチ・エバンスが加入し、2台のマシン両方のチーフクルーに任命
「新たなスタッフの加入と人員変更をとても喜んでいるよ。昨年までレース・エンジニアとして仕事をしてきてくれたゲイリーに感謝したいね。我々の今後の成功を保証するため、開発チームのヘッドという新らしい役割を引き受けてくれたことはすばらしいよ」と共同オーナーのボビー・レイホール
「ニールはグラハムと上手くやっていけると確信している。ミッチの加入は、長年待ち望んでいたことなんだ。彼は豊富な経験と知識を持ってきてくれる。この変化は、我々が前に進むためへの大きなプラスになるはずだよ」とコメント
1994年にホンダがインディカー・シリーズへの挑戦を始めた際、手を組んだのが現チームの前身であるRaha Hogan Racingであり、Honda Indy V-8の初表彰台も1994年のトロントでレイホール本人のドライビングによって達成
ホンダのインディ500初優勝も、Rahal Letterman Lanigan Racingとドライバーのバディ・ライスが2004年に記録するなど、ホンダとは深いつながりを持つ名門チーム
果たしてこの、エンジニアの変更で名門復活なるか?
Posted at 2013/07/27 06:46:42 | |
トラックバック(0) |
IRL | ニュース