『【誤報】中国国営通信社が「女死刑囚・死刑執行の瞬間」と縛られた女性の画像を公開 → AVのワンシーンだった』
報道では、真実を伝えるためにときにショッキングな映像や画像を公開することもある。先日、中国の国営通信社が「命が失われるとき。実録、女死刑囚・死刑執行の瞬間」という画像30枚あまりを公開した。
おびえた様子の若い女性死刑囚。女性を簡易ベッドに縛り付け、注射で薬物を投与する。苦悶の表情を見せる女性。こうして刑は執行された……というシーンと画像が公開されたが、なんとこれらの画像はアダルトビデオ(AV)のワンシーンであったことが発覚したのだ!
・国営通信社と中国共産党系のメディアが報じる
海外メディアが報じたところによると、この「女性死刑囚の死刑執行画像集」を掲載したのは、国営通信社・新華社通信が運営するニュースサイト『新華網』と、中国共産党機関紙『人民日報』系列の『環球網』だ。
・「死刑執行の瞬間」画像30枚あまりを掲載
画像集には「死刑執行の記録、世界の最も暗い一面を暴く」という説明までつけられていた。画像では、カーキ色のワンピースを着た女性が登場する。見たところ欧米人であるようだ。
おびえながらも、白衣の男性に促されて処置室に入る女性。簡易ベッドに縛り付けられ、注射で薬を投与される。すると、女性は苦悶の表情を浮かべ暴れだしたようだ。暴れたときに着衣が乱れ、白い胸が露(あらわ)になる。この一連の画像は全部で30枚以上あったそうだ。
・画像は AV のワンシーンであったことが発覚
薬を投与された女性の苦しそうな表情は真に迫っており、多くの国民が「海外の死刑執行の様子」だと信じたようだ。しかし、一部のネットユーザーがこれらの画像は海外の AV のワンシーンであることを発見! 誤報であると指摘したのである。
この誤報騒動は Facebook などを介してネットユーザー間で広まった。そして英国メディアが報じたことで一気に世界中に拡散したのだ。
・中国ネットユーザーの反応
「恥ずかしい! 恥ずかしすぎる!!」
「またやっちまったよ」
「ガセを流したってこと!?」
「国営? 国営!」
「俺、このビデオを見たことがあるよ! マジでAVだよ!!」
「『新華網』はアダルトサイトで情弱ってことでOK?」
「俺は洋モノに興味はないが新華社通信様がオススメするなら仕方がない」
「真実を書かずに偽の記事を書くなんて……これを書いた人だけじゃないでしょ」
「虚偽の情報とわいせつ情報の流布で罪になるのでは?」
「『新華網』と『環球網』は謝罪したの?」
・過去、何度か誤報を伝えている中国メディア
以前にも中国では『人民日報』がアメリカのジョークサイトが掲載した「世界一セクシーな男性は北朝鮮のキム・ジョンウン氏」という記事を事実として掲載。ほかにも『環球網』がインドネシア人が想像で描いたヘリコプターを「日本・自衛隊の最新式ヘリ画像が流出!」と報じるなど、何度か誤った情報を報じてしまっている。
今回も勘違いして報じたのか、それとも事実でないと分かっていながら「死刑の瞬間」として報じたのか。当該記事はすでに削除されているが、この件について両社からは特にコメントなどは出されていないようである。
流石はエロ大好きの馬鹿民族の国営通信社っすよねぇ~
堂々とAVのワンシーンを流すんすから(核爆)
Posted at 2013/08/11 04:58:49 | |
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