
5日から、ツインリンクもてぎで2014年から投入される新GT500車両のうち、ニッサンGT-RニスモGT500とレクサスLF-CCをベースとしたレース車両がテストを
現行GT500車両の最後の公式戦である第8戦もてぎから1日をはさみスタートした今回の新GT500テスト。気温等コンディションが現行車両が走行したレース時と近いことから、現行車との比較としては非常に興味深いテストに
今回参加したのは、ニッサンGT-RニスモGT500とレクサスLF-CCをベースとしたレース車両の2台で、ニッサンはこの日はミシュランを装着し、柳田真孝、ロニー・クインタレッリ、そして新GT500に初搭乗となる本山哲が参加
一方、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両は、5日はヨコハマを装着し、富士でのテスト同様、荒聖治がステアリングを握った
レクサスも明日以降、ブリヂストンを装着してテストが行われ、今回のテストからレクサスには現行車と同様、触媒が装着された
午前、午後と行われたテストでは、午前中ニッサンGT-RニスモGT500にプロペラシャフトのトラブルが発生。柳田真孝がドライブ中に、5コーナー手前でストップしたため、ニッサンGT-RニスモGT500は23周のみの周回に、一方、レクサスは63周をこなし、
1:42.420というタイムをマーク
午後になると、ニッサンGT-RニスモGT500のトラブルも解消し、合計65周を消化。終盤、GT-Rは
1:40.982というタイムをマークした。2日に行われたスーパーGT第8戦もてぎの公式予選で、大嶋和也がENEOS SUSTINA SC430を駆りマークしたポールポジションタイムが
1:41.367というタイムであり、
GT-Rのタイムはこれを上回る
ちなみに、第8戦予選時の気温/路面温度は14度/19度、この日の気温/路面温度は23度/30度(横浜ゴム提供)だった
レクサスLF-CCをベースとしたレース車両は午後も周回を重ね、72周を消化し、
1:42.089というタイムをマーク
なお、GT-Rは午後の終了間際、本山哲がドライブ中にトラブルによりコースアウトを喫している
2日目は晴天で行われ、午前はGT-Rが35周を消化し、
1:41.389というタイムをマークし、レクサスは28周を重ね
1:42.716をマーク
午後はGT-Rが34周をこなし
1:42.382をマーク、レクサスは94周をこなし、
1:42.606というベストタイムをマークした
3日目となる7日は、レクサスはブリヂストン装着でドライバーは立川、石浦というふたりに、GT-Rは午前はヨコハマ、午後はブリヂストンというタイヤ装着となった
ドライバーは午前は安田裕信が、午後は松田次生がステアリングを握っている
迎えた3日目のセッションは、あいにくのウエットコンディションになり、午前はレクサスが63周を消化し、
1:52.158をマーク、ヨコハマ装着のGT-Rは
1:54.233というタイムをマークした
午後はレクサスが
1:50.653というベストタイムで25周を消化し、BS装着のGT-Rは29周をこなし、
1:51.457というタイムをマークしている
もてぎでウェットと言えば2012年のレースで、その時のレース中のべすとラップは、ダンロップ装着のEPSON HSV-010が記録した
1:51.792
同一タイヤでは無いが、BS装着の2台はあっさりとその記録を更新
Super-GTと言いSuper Formulaと言い、どちらも新型車両は速さを見せてますよねぇ
こうなると、真夏の鈴鹿1000kmも終了時間が早くなって、有り難い事っす(笑)
Posted at 2013/11/07 21:08:02 | |
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