『Toyota building Yaris World Rally Car, no WRC return date set yet』
トヨタは、ヤリス(ヴィッツ)をベースにWRCカーを製造し、来季WRCへの復帰への一歩を踏み出した
ケルンを拠点とするTMGは、ヤリス WRCが2014年に走行可能な状態である事が確認された
TMGのスポークスマンは、次のようにコメント
「来年、ヤリス WRCカーのテストを開始します。1.6リッター ターボエンジンで走らせます」
「クルマの経験を積み、WRCカーを走らせる技術面の知識を築き上げるためのかなり小規模なプログラムになるでしょう」
現時点で、すでにヤリス WRCカーは製造されていると考えられているが、競技プログラムについての決定はしていないと
トヨタのLMP1活動のテクニカルディレクターを務めるパスカル・バセロンは
「WRCにエントリーするタイミングは決定していない」とコメント
TMGのスポークスマンは、WRC復帰への形式的なゴーサインは出ていないが、実現に向かっているとし
「最終決定は日本次第ですし、現在、具体的な要望やフィックスした計画はありません。ですが、我々は実現することを願っています」とコメント
「実現に向かっていると言ってもいいと思います」
トヨタのWRC参戦は、カローラWRCで参戦した1999年が最後に・・・
トヨタはヤリスR1でエントリーレベルのラリーに復帰し、その一方で2015年にはR3クラスのGT86 CS-R3がフィールドを駆け抜ける事になるかも知れないと
2012年にトヨタ(正確にはTMG)はGRE(グローバル・レースエンジン)を開発中とし、TMGの木下美明社長は、復帰するのであれば2014年の可能性が高いとしていたのだが
「TMGはエントリーレベルでラリーに復帰する」とのニュースリリースが(o´_`o)ハァ・・・
トヨタのトップカテゴリーでの復帰を期待していたラリーファンを覆いに失望させたのは記憶に新しいかと・・・
記事にある様に最近では、トヨタ86のR3マシンでお茶を濁し、ラリーファンはトヨタに期待する事を止めたとも言えやすよねぇ
そんな今、WRカーを開発と言ってもねぇ・・・
2014年復帰と言うのも、ローブの抜けたシトロエンになら勝てると踏んでいたのかも?(苦笑)
もし、この記事が事実だとして来季テストを開始したとしても、フォルクスワーゲンやヒュンダイ並みに実戦用マシンでイベントが開催される路面でテストを行わなければ、WEC同様の結果しか見えて来ないかと・・・
何にしても、もう”やるやる詐欺”はエエっすよねぇ(笑)
Posted at 2013/12/07 06:10:12 | |
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