
現在放送中のブリヂストンのランフラットタイヤのCM
CMの中で
「パンクしても走れる、ランフラットタイヤ」「資源の節約」「地球にやさしい」との台詞が・・・
*CM中には「パンクしても時速80kmで80km走れます」との注意喚起?が
注意喚起があるのは、ランフラットタイヤの定義として、ISO規格で空気圧0kPa時に指定の室内ドラム試験条件において、「速度80km/hで80kmの距離」を走行可能なタイヤと定められているから
しかしコレは、ある意味
正解で
不正解
ブリヂストンのランフラットタイヤのWebサイトのQ&Aにも
Qパンクしたまま走行してしまうと危なくないの?
車輌に装備されているタイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)が、パンクあるいは空気圧が下がっていることを知らせてくれます。パンクに気付かずに走り続けてしまわないように、ランフラットテクノロジー採用タイヤを装着する際にはこの
TPMSの装着も必須です。
Qブリヂストンの「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」は、どんな車でも装着できるの?
技術上はどのタイプの車にも装着可能です。但し、「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)の装着」が必要なため、当社では新車時の設定(オプション設定含む)がされている車以外で、当社の市販用ランフラットテクノロジー採用タイヤを装着する場合は、当社が推奨する「TPMS B-01」と市販用アルミホイールをセットで装着する必要があります。
Qランフラットテクノロジー採用タイヤはパンク修理できるの?
新車装着用の場合は、車両のオーナーズマニュアルをご覧の上、ご確認下さい。
市販用の場合は、
一定の基準で修理可能です。詳細はタイヤ販売店へご確認下さい。
と・・・
つまり、ランフラットタイヤと言えどもパンク修理は必要(或いはタイヤ新品交換)だし、ドラム試験である事から、コーナリングなどの負荷が掛かる場合は、それ以下の走行距離になるとも考えられますよね
更にQ&Aには無いんすが、タイヤ重量増による燃費の悪化も考えられますよね
よく「バネ下重量1kgは、バネ上重量4kgに相当する」とか言われますが、1本当たり4kgって事は、16kgの車両重量の増加に等しい事に
元々車両重量の重いクルマなら影響は少ないかと思われますが、軽自動車のように軽量なクルマでの16kg増は、かなり燃費に悪影響を及ぼすのではないでしょうか?
誇大広告とまでは言いませんが、クルマの知識の少ないユーザー(高齢者や女性)に対して、もう少し詳しく説明した方が良心的やないかと思うんすよねぇゥ─σ(・´ω・`*)─ン…
と、CMを見ながら、何時も思ってしまうんすよねぇ(^^;
Posted at 2013/12/19 19:02:53 | |
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