『Ferrari mit null Fehlern』
今年のF1の統計によると、最も信頼性がたかったのは2チームだった。レース完走距離が最も長かったのはマクラーレン、機械的故障が一度もなかったのはフェラーリだった。
規律に関しては、レッドブルはワールドチャンピオンではなかった。レース距離ではマクラーレンに次ぐ2位であり、故障に関しては5位だった。
レッドブルは19戦中5回リタイヤしたが、そのうち4回は機械的故障だった。さらにその4回中3回はウェバーのマシンが故障した(中国でのホイール脱落、シンガポールでのオイル漏れ、インドでのオルタネーター故障)。セバスチャン・ベッテルはイギリスGPでギアボックス故障のためリタイヤした。機械的故障ではないリタイヤは、韓国でエイドリアン・スーティルとのクラッシュでマーク・ウェバーのマシンが燃えたためである。
マクラーレンは全戦完走
レッドブルの故障はすべてレース後半に起きたため、レース完走距離は11,083kmと、マクラーレンの11,494kmに次ぐ2位となった。マクラーレンのドライバーは3回リタイヤしたが、90%以上の距離を走行したため規定によりすべて完走扱いになった。
最下位はフォース・インディア
レース完走距離の3位はメルセデス(10,932km)で、ウィリアムズ(10,925km)、フェラーリ(10,821km)と続く。最下位は9,709kmのフォース・インディアだった。2012年、フォース・インディアは4位だったが、今季は12回のリタイヤのうち8回はドライバーのミスだったので、これは意外である。トロ・ロッソも故障が多かった。レッドブルのBチームはリタイヤ11回のうち9回が機械的トラブルだった。排気管、サスペンション、油圧系、トランスミッション、ブレーキ、タイヤのブロー、アンダーボディとあらゆるパーツが故障した。
フェラーリ、故障はゼロ
フェラーリは全く故障がなかった唯一のチームである。現在の規約では前例がない。それにもかかわらず、フェラーリのレース完走距離は5位である。なぜか? それは、3回の事故がレースの比較的序盤に起きたからである。フェルナンド・アロンソはマレーシアGPの2周目にリタイヤした。フェリペ・マッサはモナコGPで28周目にサン・デボーテの障壁にクラッシュした。これがレース距離に影響した。マルシアは特に称賛されるべきだろう。限られたリソースにもかかわらず、マルシャはフェラーリにわずかに届かない10,764kmを走行した。そしてマルシャのリタイヤはマクラーレン、フェラーリと同数だった。お見事!
故障した数とリタイア数が少なくレース走行距離も6番目のマルシャは、来季フェラーリエンジンを獲得
ドライバー次第とも思えるが、来季は意外なダークホースだったりして(^^;
Posted at 2013/12/20 19:26:26 | |
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