『3台のNSXが岡山でテスト開始。新外国人も乗車』
28日から、岡山国際サーキットで2014年規定の新GT500車両であるホンダNSXコンセプト-GTが3台参加し、テストがスタートした
6名がこのテストに参加しているが、今季のストーブリーグをうらなう上でもキーとなりそうな外国人ドライバーを含むメンバーとなっている
今季からDTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統一、ホンダ、ニッサン、レクサスという3社が新規定のマシンを投入するスーパーGT
すでにニッサンGT-RニスモGT500、レクサスRC-Fの2車は、開発仕様とは異なるチームにデリバリーされたマシンが姿をみせているが、28日からスタートしたホンダ岡山テストでは、3台の実戦仕様NSXコンセプト-GTが姿を現した
今回のテストに登場した3台は、童夢の18号車、NAKAJIMA RACINGの32号車、チーム国光の100号車の3台
童夢、NAKAJIMA RACINGはカーボン地にゼッケン、タイヤメーカーのステッカーが貼られているだけだが、チーム国光の100号車はこの時期におなじみのオフシーズン仕様のカラーリングに彩られた
なお、タイヤは18号車がミシュラン、32号車がダンロップ、100号車がブリヂストンとなっている
また、このテストには
ふたりの外国人ドライバーが参加した
山本尚貴とともに18号車をドライブしたのは、昨年スーパーフォーミュラのテストにも参加、2013年はWEC世界耐久選手権等を戦ったジャン-カール・ベルネイ
また、32号車には昨年のWECのLMP2クラス王座を獲得、セパンテストでHSV-010をドライブしたベルトラン・バゲットが参加した
一方、伊沢拓也が今季GP2に参戦することになった100号車には、小暮卓史とともに昨年のGT300チャンピオンである武藤英紀が乗り込んだ
ベルネイ、バゲット、武藤は午後のセッションでNSXコンセプト-GTをドライブしている
セッションは午前はドライで行われ、各車大きなトラブルもなく周回。午後は曇天模様だったが、15時頃から小雨が舞うコンディションに
15時30分頃には100号車がストップするシーンもあった
今回テストに参加したドライバーが実際の参戦ドライバーになるのかは定かではないが、ホンダの今季体制発表会が2月上旬に迫っていることを考えると、この時期のドライブは重要な意味をもつだろう
テストは明日までの予定で行われる予定だ
全日本GT選手権 (JGTC) が2005年にスーパーGTとなって以来、ホンダは9年間で2度しかチャンピオンを獲得していない
そこへ持って来て、今季はホンダ陣営のエースとも言える伊沢拓也が抜けるとなると、ますますチャンピオン獲得に黄信号が
今回の外国人ドライバーの起用は、テスト的な意味合いもあったのでしょうねぇ
Posted at 2014/01/29 05:36:41 | |
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