『汚水処理場が水質汚染源に―全国で多発、基準・規則を「守らず」、「守れず」=中国』
環境問題が深刻な中国では、汚水処理場の建設にも力が入れられている。しかし多くの汚水処理場が、処理済の水が環境基準を満たしておらず、事実上の「水汚染源」になっているという。中国新聞社が報じた。
中国では2013年末までに、全国で651カ所の汚水処理場が建設された。都市の99.1%に汚水処理場が設けられたことになるという。県レベルの行政区域を含めれば、これまでに累計3513カ所の汚水処理場が建設された。
しかし一方では、汚水処理場から排出される水が環境基準を満たしていなかったケースが続出している。
安徽省環境保護庁は3月、淮南首創水務有限責任公司が運営する八公山污水処理上を、環境基準を満たしていないとして「重要な監視対象」とみなして改善を求め続けることにした。
同処理場は2008年8月に完成したが、当局の検査と許可を得ずに創業していた。同処理場は消毒施設も稼働させておらず、放出している水に含まれるアンモニア態窒素は基準の1.4倍以上、人や動物の便に由来する大腸菌は24倍以上だった。
江蘇省では2013年、環境保護庁が汚染水垂れ流しで環境に深刻な影響を与えているとして実名を公表した「重点監督」の対象56社のうち、汚水処理場が全体の7割以上を占める40社だった。
安徽省住房和城郷建設庁(住居と都市建設庁)都市建設処調査研究員の張敬玉氏は、「現在の汚染処理場で問題が出ているのは主に大腸菌と浮遊物」と説明、生物化学的酸素要求量、リン総量、窒素総量では、「合格している場合が比較的多い」という。
張氏によると、現在適用されている排水の基準は2006年に制定されたもので、それ以前に建設された汚水処理場が、能力面で06年基準を想定していなかったことも、排出基準を満たせない汚水処理場が多い一因という。
中国では多くの地方政府が、汚水処理事業を企業に委託している。業界内からは、「汚水処理事業では大きな利益を上げられず、企業として存続が困難。基準が変更になっても、新たな設備のための投資ができないことも、「基準違反」が多発している原因という。一部の汚水処理場は、公式の基準を引き下げた“自主基準”を制定して総合しているという。
合肥工業大学資源と環境工程学院(安徽省)の汪家権教授は、「本来は環境保護施設である汚水処理場で、放出する水が基準を満たさない事例は、各地にあまねく存在する」、「環境保護施設が汚染源になっている」と、危機感を示した。
馬鹿民族が、守る訳無いでしょ(o´_`o)ハァ・・・
Posted at 2014/04/03 03:13:43 | |
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