『搭乗者の荷物「安全検査」で爆発、携帯用電源=中国・西安空港』
中国陝西省の西安咸陽国際空港で4月8日、乗客荷物の「安全検査」時にトランクに入れていた携帯電話など用の電源が爆発していたことが分かった。華商報が報じた。同空港では日当たり100個以上の、飛行機に積み込むことが認められない電源が乗客の荷物から見つかり、多くの乗客が持ち込みを拒否されたことで不満を示すという。記事は「この1件は人々の目をさまさせた。この種の物品は安全ではない」などと啓発した。
爆発が発生したのは4月8日午前7時ごろ。40歳前後と見られる男性旅客が、荷物検査の順番を待っていた。まもなく自分の番になるので、黒いトランクのふたを開けた。すると、衣服類の下から濃い煙が発生。次の瞬間に「ドン!」という音とともに爆発した。
爆発の威力はそれほど大きくなく、被害はおおむねトランク内部にとどまった。空港の係員が駆けつけ、処理した。
電源装置については放電容量などを基準に、航空機搭載についての制限がある。西安咸陽国際空港の安全検査ステーション安全サービス品質課の楊霞副課長によると、同空港から出発する旅客は現在、1日当たり4万人程度で、うち1万人程度が携帯電話用などの電源を所持している。
中国では機械製品などについて、メーカーや機能についての説明の表示を取りつけることを定めた規則があるが、問題なのは製品名(型番)、機能、メーカーなど何の表示もない電源装置を持ちこもうとする人が多いことだ。その場合、「基準を満たさない電源装置」とみなされる。
電源装置の持ち込みについ規則を知らない人もおり、1日あたり100人以上の荷物で問題が発覚する。多くの人が「そんな規則は知らなかった」などと言い出すという。
楊副課長は「携帯電話などの電源装置に使われるリチウム電池は、上空で温度が上昇すれば自然発火しやすい。託送荷物に入れた場合、航空機の貨物室で圧迫され出火して爆発する可能性がある。貨物室での火災は発見や処置が難しい。リチウム電池を託送荷物に入れることは、極めて危険だ」と説明した。
写真は新浪網が10日付で報じた、同爆発についての記事。写真は空港の監視カメラがとらえた映像から。同爆発によるけが人の発生は伝えられていない。
流石は「馬鹿民族クオリティ」っすよねぇ(笑)
Posted at 2014/05/14 03:40:20 | |
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