『Porsche resurrects V8-powered 911 prototype from the Eighties』
ポルシェがV型8気筒エンジンを搭載した「911」のプロトタイプを映像で公開した
911は1963年の発売以来、一貫して水平対向6気筒エンジンを搭載していることで知られている
だがポルシェは1980年代の後半に、3代目となる「964」(1989年にまず「カレラ4」として発売)の開発中に、そのアイディアの1つとして
V型8気筒エンジンを搭載したプロトタイプを試作していた
このプロトタイプは、964の車体に「959」の後部を合わせたようなスタイルで、アウディ製V8エンジンがリアに搭載されており、通称「965」と呼ばれていたという
このV型8気筒エンジン搭載のモデルは、最新の全輪駆動システムとアクティブサスペンションを備えた959よりも手が届きやすい価格の後継モデルとして開発するつもりだったようだ
そして市販化の際には、アウディ製V8ではなく、ポルシェ自身がインディカー用に開発したV8エンジンをベースにしたものを搭載する予定だったというが、結局は当時ポルシェの研究開発部門の責任者だったDr.ウルリッヒ・ベッツ(現アストンマーティンCEO)の決断によりこの計画は破棄された
だが、ポルシェはこのプロジェクトを完全に忘れ去ってしまうつもりはなく、歴史として未来に語り継ごうとしている
このビデオが公開されたことはその現れだ
記事中に出て来るポルシェ959は、排気量は2,848ccで、最高出力450ps/6,500rpm、最大トルク51.0kg·m/5,500rpmを発揮する水平対向6気筒 DOHCツインターボエンジンを搭載し、フルタイム4WDのマシン
記事に出て来るアウディのV8を考えてみると、C3系アウディV8かと・・・
そのエンジンのスペックは、排気量が3,562ccで、最高出力250ps/5,800rpm、最大トルク34.7kg·m/4,000rpm
959がGr.Bを取得する為に作られたモンスターだと言う事を考えると、市販されてもおかしくなかったんすがねぇ(o´_`o)ハァ・・・
Posted at 2014/05/21 05:39:43 | |
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