『暴走する消費者の権利意識 「要介護」の祖母を自動車ディーラーに置き去り 1年足らずで廃車になった車をめぐって=中国メディア』
中国国内では昨今、消費者の権利が声高に叫ばれている。しかし、消費者の権利意識はしばしば極端、あるいは非常識な方向へと暴走することがあるようだ。中国河南省では、84歳になる身体の不自由な女性自身が“権利主張”のための道具にさせられたというトラブルが発生した。現地メディアの大河網が25日報じた。
同省ラク河市に住む男性が今年2月、同省鄭州市の自動車ディーラーで購入した新車が、今月11日に自然発火して廃車状態になった。男性は店に連絡して新車と賠償金を要求、店側は15営業日以内に返答するとした。
しかし、待ちきれなかった男性は19日に自動車販売店に赴き、入口を塞いで抗議を実施。その後警察の仲介で交渉が始まったが解決には至らなかった。すると22日、男性が突然84歳の祖母を伴って店に現れ、「店が介護と臨終の見送りをしろ」と祖母をその場に置き去りにして帰ってしまった。
女性は脳が委縮し、両足の筋力も衰えており自活できない状態だった。困った店が派出所に女性を託すと、女性は3日の間に派出所、救助ステーション、病院と居場所を転々とさせられた。現在は鄭州市内の病院にいるが、身体に異常はなく、患者として長期的に滞在させることは不可能だという。女性は「家に帰りたい、家が恋しい」と涙を流して語っているとのことだ。
祖母を「置き去り」にした男性の妻は、「自動車は商売のために借金して買った。生計が立てられなくなるので、早急に賠償してほしかった」とコメント。また、話を聞いた祖母が怒り、自ら話をつけに行くことを提案したとも釈明したという。
この問題について、市民からは男性を「遺棄罪」に問うべきとの声が出たが、警官や弁護士は「賠償獲得目的であり、故意に遺棄したり傷害を与えたりしたものではない」として、その適用が難しいとの見解を示している。
中国メディアの法制日報は26日にこの問題を報じ、「不孝な行いであるうえ、世論からの同情は得られず、さらには道徳や良心の呵責に苛まれることになる」行為であると批判。男性に行政や刑事上の処罰が下らないにしても、民事上の賠償責任を免れさせてはならないとし、「さもなくば、法律や制度に従わずに権利を叫ぶ人たちの僥倖(ぎょうこう)を期待する心を打ち破ることはできない」と論じた。
流石は、馬鹿民族製殺人兵器!
自動車には、自動発火装置がついてるんすねぇ(笑)
それにしても、親より金とは、流石っすねぇ
Posted at 2014/12/03 03:49:28 | |
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