『Østberg stays at Citroen for 2015』
シトロエン・レーシングがマッズ・オストベルグとの契約更新を発表した。オストベルグはコドライバーのヨナス・アンダーソンとともに来季もシトロエンDS3 WRCでフル参戦する。
シトロエン・レーシングはすでに来季についてはクリス・ミークとの契約更新を発表しており、セカンドドライバーに関する発表が待たれてきた。シトロエンは先週、開幕戦ラリー・モンテカルロでセバスチャン・ローブがスポット参戦するとともに、マニュファクチャラー選手権でノミネートすることを決定したとアナウンスしており、オストベルグとの契約に関して注目が集まっていた。
シトロエン・レーシングによれば、オストベルグは開幕戦ラリー・モンテカルロからシトロエン・アブダビ・ワールドラリーチームからフル参戦することになり、ラリー・スウェーデン以降はオストベルグがこれまでどおりにマニュファクチャラー選手権でノミネートされるという。
オストベルグは今季もシトロエンでフル参戦を果たし、スウェーデンでの3位をはじめ、ポルトガル、イタリアと前半戦だけで3回の表彰台を獲得したものの、後半戦ではメカニカルトラブルやミスによって最終戦GBまで表彰台に見放されてしまった。後半戦の多くのラリーでより活躍が目立ったチームメイトのミークに対する評価が高いものの、オストベルグはミークよりも選手権ランキングでは上位となる5位でシーズンを終えている。
シトロエン代表のイブ・マトンは、今季のオストベルグのパフォーマンスに満足しており、2シーズン目を迎える来季もチームにおいて欠かせない存在として期待していると語った。
「27歳でありながら、いまやマッズ・オストベルグは世界ラリー選手権においてもっとも経験豊富なドライバーの一人だ。彼がDS3 WRCをドライブした最初のシーズンにおいて、我々は彼の可能性を評価することができた。不運なこともあったが、シーズンを通して彼はいくつかの強力なパフォーマンスを発揮することができた。18ポイントを獲得して選手権で5位となったことは、彼の価値を反映したものだ。彼はDS3 WRCでの最初のシーズンで築き上げたものがあるため、チームとクルマと完全に親しんだ形で2015年に臨むことができる。ミークと同様、あとは仕事によってその見返りを獲得するまでだ」
フル参戦という望んだ形で2シーズン目の契約を結ぶことができたオストベルグは、チームの期待に応えたいと語った。
「シトロエン・アブダビ・ワールドラリーチームでふたたび走れるようになってうれしいよ。私は本当に最後の数ヶ月を楽しんできた。僕は今季、シトロエンという素晴らしいチームで走ることができて、前よりもいいドライバーになれたように思う。DS3 WRCをドライブするには、僕の走りを調整する必要があった。その作業を取り入れたことによって新しい技術を発見することが可能となった。それにより特定の路面やコンディションではグリップをより簡単に得られるようになった。DS3 WRCへのアップグレード作業が行われているところだが、本当に楽しみにしているんだ。これまでの作業とともに、この冬におけるテストと開発のおかげで、できるだけ頻繁に勝てるようになりたいと願っている」
AUUTOSPORT WEBには、オストベルグとの契約によってシトロエンのワークスシートは全て埋まってしまったが、このワークスシートの有力候補だったロバート・クビカは、最新仕様のシトロエンDS3と共にサテライト・チームでドライブするべく交渉を行っている
と、あるのだが、元々クビカはワークスとは言えサテライトチームの方の候補だったと思うんすよねぇ
確かに速さはあるんすが、ミスでのリタイアが多いように思え、これじゃワークスシートはねぇ・・・
まぁ来季はサテライトチームで走らせ、クリス・ミークも来年は35歳だし、成績如何によっては2016年のワークスシートに収まるんやないかと思うんすよ
Posted at 2014/12/08 06:01:06 | |
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