『解放軍の弾薬輸送車、演習中にエンジン亀裂・・・自軍で直せず修理店に依頼』
軍事演習とはもちろん、実戦を想定して行うものだ。もちろん、演習時にも「想定外」は発生する。いかに迅速に、最適に対応するか。そして、次回からは同じ「想定外」の発生をどのように防止するか。軍とは努力と経験の積み重ねで鍛えられていく。中国人民解放軍陸軍16軍団の演習時に弾薬輸送者のエンジンに亀裂が生じた。修理できないので、近くの自動車修理店に「応援」を求めた。
中国人民解放軍陸軍16軍団が実施した冬季演習だった。詳しい場所は紹介されていないが、公開された写真を見る限り、雪に覆われた大平原だ。演習では、負傷者発生を想定しての野戦病院への緊急搬送、最前線で物資不足が発生した場合の緊急搬送など、さまざまな「突発事態」への対処が冷静かつ迅速にこなされた。
補給の必要が生じるたびに、担当兵がコンピュータを操作する。ポインタが目まぐるしく画面を行き来する。小さな部隊ごとの資材保有ではない。友軍全体で、物資を共有。最も合理的な方法で迅速に補給する。かつての人民解放軍では考えられなかった“高度情報化”だ。
その時、弾薬輸送車でトラブル発生との連絡が入った。エンジンのシリンダーに亀裂が生じた。走行不能だ。弾薬を前線に補給できない。
装備担当者は冷静だった。インターネットを利用して、ただちに自動車修理店を検索した。弾薬輸送車に最も近い修理店を発見。連絡して、スタッフの派遣を申し出た。
しばらくして、作業服に身を固めた修理スタッフ数人が到着した。エンジンの修理は困難と判断。もちろん彼らはプロだ。交換用のエンジンを持って来ていた。故障したエンジンを取り外し、クレーンで吊りあげて撤去する。新しいエンジンの取り付け作業を手早く進める。30分もしないうちに、弾薬輸送車は走行可能になった。
陸軍16軍団の後勤部門の責任者は「寒冷地区での演習には物資確保に難しさがあります。さまざまな物が必要となります。自軍で必要なものをそろえておくのが基本ですが、インターネットを接続させることで、軍民一体となった物資調達を実施するモデルを模索しています」と説明した。
同記事は解放軍網、中国網など中国の多くのニュースサイトや軍事専門サイトが掲載した。読者からは「戦場で自動車修理店を探せるのかね?」、「わけがわからないぞ」などのコメントが寄せられた。
自動車修理店がエンジン交換?
流石、馬鹿民族ですよねぇ民間人に軍用車を修理させるなんて(笑)
Posted at 2015/01/18 03:53:36 | |
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