『領収書渡さず、返品に応じず、品質に問題、個人情報横流し、宣伝に違反 中国のTVショッピング、消費者協会が問題指摘』
中国消費者協会はこのほど、7月から10月にかけて、職員がテレビショッピングの「覆面調査」をした結果として、同業態の現状を調査したリポートを発表した。
まず、購入後7日以内ならば返品ができるルールの順守については、返品に応じる地域が限定されていたり、「品質に問題がある場合以外返品には応じない」とあらかじめ表明している商品を除き、104件の商品について返品を求めた。対象としたのは衛星テレビのショッピングコーナーで扱っていた58件の商品と、テレビショッピング専用チャンネルで扱っていた46件の商品だった。
衛星テレビの番組が扱った商品は43件、専門チャンネルでは4件の商品で、返品に応じてもらえなかった。
消費者協会は、商品の領収書や明細書を渡さないケースが多く、法に定められている権利の行使としての返品要求が受け付けられない原因になっていると指摘した。
また、返品の要求を伝える場合、連絡先がはっきりしない場合があった。健康関連商品では「特定の病人に対しての商品なので、(定めのある7日以内の要求ではなく)使用してから効果がなかった場合にのみ返品申請を受け付ける」と言われたケースもあった。
商品の発送責任者がはっきりしないケースもあった。フルネームを書かず、姓だけを書いている場合もあった。中国人は同姓の人が多く、フルネームでなければ同じ職場でも担当者を特定するのはかなり困難だ。さらに、発送場所や担当責任者、電場番号を記載していないケースもあった。
商品購入を申し込んだ後、別の業者から商品購入を勧誘する電話やショートメッセージを受け取った例もあった。拒否した後に嫌がらせをされた場合もある。消費者協会は、テレビショッピングにおける個人情報の保護に問題があると指摘した。
消費者協会は、放送内容や商品について「問題あり」と判断したケースをすべて、番組を放送したテレビ局に指摘した。放送局は多くの場合、問題があると指摘された内容を削除したり、同じ内容の再放送を停止した。消費者協会は、2015年になって新「広告法」が施行されてから、状況は改善されたと評価した。
ただし一部のテレビ局は対応がまったくなかったという。
健康食品や器具、化粧品、衣服、家電、調理器具、宝飾品、浄化用品(浄水器など)、補聴器の118件の商品については品質を調査した。いずれも中・低価格商品だったが、うち17件が国家の定める品質基準を満たしていなかった。
また、商品120件については番組を録画した上で、広告(商品説明)に違反がないか調べた。違反があった商品は111件で、薬品、性関連用品、豊胸、減量関係の商品で「極端」または「絶対」と保証する表現が多かった。また健康食品や化粧品で、医薬効果があると混同する表現があった。
馬鹿民族だもん、違反は当然の事っすよねぇ(笑)
同族のクセに、分かっていないんすね(笑)
Posted at 2015/11/11 04:32:50 | |
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