『Briscoe rejoins Ganassi team for full '14 season』
12月5日に妻ニコルとの間に初めての子供が授かったブリスコーは、その翌週の13日には再びインディカーにフル参戦するチャンスを得る事に
チーム・オーナーのチップ・ガナッシは、インディアナポリスで行われたパフォーマンス・レーシング・インダストリーズにおいて、2014年に8号車NTT DATAのマシンでブリスコーをフル参戦させることを発表
チップ・ガナッシ・レーシングチームは、サンクトペテルブルク(セントピーターズバーグ)で開幕するファイアストン・グランプリを皮切りに、全18戦行われるレースシーズンに向けてラインアップを拡大し、ブリスコーは、2013年シリーズチャンピオンのスコット・ディクソン、2013年インディアナポリス500マイルレースの勝者トニー・カナーンと、今季自身初優勝を成し遂げたチャーリー・キンボール等と共に、セブリング・インターナショナル・レースウェイで1月17日に予定されているチップ・ガナッシのテストに参加する
ブリスコーの加入によって8号車をドライブする予定だったトニー・カナーンは、ダリオ・フランキッティの引退によってシートが空いていたターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングの10号車をドライブする事に
NTT DATAとのプログラムは、今年のインディ500で8号車をブリスコがドライブしたことから始まっているとオーナーのガナッシはコメント
オーナーのガナッシは
「ターゲットとNTT DATA両方が理解をしてくれた。一石二鳥だね。ライアン・ブリスコというチームに加えたかったドライバーを得るだけでなく、適切だと私が思ったクルマに加入させることができたんだ」と
ブリスコーはオーストラリアはシドニー出身で、前年パナソニック・トヨタ・レーシングでF-1のテスト・ドライバーを務めた後、2005年にターゲット・チップ・ガナッシ・レーシングに入り、インディカーシリーズに参戦
2005年にインディカーシリーズに参戦したブリスコーは14戦に出場し、1度のPP獲得と3度のトップ10入りを果たすが、シカゴランド・スピードウエイでのレース中にクラッシュし、最終の2戦を欠場
2006年にはシートを喪失するが、2008年にはチーム・ペンスキーと契約し、再びインディカーシリーズに参戦しランキング3位となり、2012年にはインディアナポリス500でPPを獲得するなど、過去7勝を上げている
インディ500でチップ・ガナッシ・レーシングの4台目のドライバーとしてスポット参戦したほか、パンサー・レーシングから6戦に参戦
インディカーでこれまで111戦に参戦し13のポールポジションと7つの勝利を挙げているブリスコーは
「僕はこの瞬間最もラッキーな人間のひとりだと感じているよ」とコメント
「最初にインディカーをドライブしたのは、チップで2004年の終わりのフェニックスだった。その時は、ジェットコースターに乗ったようだったね。素晴らしい経験をたくさんして、素晴らしいクルマをたくさんドライブしたが、ここに戻るのに比べたら何も勝らないよ。新しいチームメイトとチームに戻ることを待つことができないね。信じられない年になるはずだよ」
更にシボレーは、デイトナ24時間レースを含めた来季のスポーツカー耐久レースでシボレー・コルベットの1台をドライブすると発表した
今季はレギュラーシートが獲得出来ず、チップ・ガナッシ・レーシングとパンサー・レーシングからスポット参戦したブリスコー
子供が生まれた翌週に、来季のチップ・ガナッシ・レーシングのレギュラーシートを獲得とは、大きな出産祝いを貰ったようなもんすよね
Posted at 2013/12/15 18:09:33 | |
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