Androidナビ　本設置作業②

Androidナビの本体部分、1DINサイズのユニットからモニター接続用のアームが生えている構造になっています。

一般的な1DINのスペースに取り付けられるネジ山がありますが、ステップワゴンの場合そのままネジ山を使ってしまうとユニットがパネルとツライチ、画面はとんでもなく前にせり出してしまいます。

仮設置のときは適当なステーを噛まして、奥に追いやるような形で固定していました。
ただ、それだと左右共に1箇所ずつしかネジ止め出来ません。
それでも画面が動いてしまうようなことは無かったのですが力を入れると多少ぐらつく感じがしていました。

仮設置当初は固定箇所を増やせるステーを自作しようと、各所の寸法を取っていました。

うーん、思ったよりスペースに余裕ないし自作ステーを噛ませる方式だと純正のステー側が広がっちゃうし、目隠しパネル用のステーも作らなくてはいけないし‥

そんなことを考えながら2〜3ヶ月放置してしまいました。

重い腰をあげてユニットを観察してみると、ドライバー一本でバラバラに出来そう‥
っていうかできました。画像下側の基盤とアームだけ残せば後のフレーム部部は要らないです。

この中華Android、ガワだけ替えてバリエーションを増やせるように、各部品がユニット化されてます。
そういえば、これを買ったときも、アーム型の他に1DIN＋画面固定型、画面と本体一体型など何パターンか選べるようになっていました。

きっと車種専用とかのバージョンもこの仕組みを使って展開してるんでしょうね。

という事でセルフでステップワゴン専用設計のナビに作り変えちゃいます。

各所の採寸をして理想のフレームを設計

3Dプリンターで12時間かけて印刷。
こんな部品ができました。

これにさっきの基盤とアームを組み付ければこんな感じ。

ナビスペースにちゃんと収まること、画面の奥行きがぴったりになる事を念頭に設計しました。

専用設計なので、ステップワゴンの純正ステーにもぴったりハマります。

固定箇所も左右3箇所づつに増えました。

組み付ければこんな感じ。
表に見えているネジ穴は今後カバーを取り付ける際の固定用です。

←Before After→

画面が上&奥に移動したのがわかりやすいかと。
依然としてカバーはついておりませんが‥

↑Before
↓After

インパネとツライチになって。ぱっと見純正ぽい？満足度高めな結果になりました。