養老渓谷 渓流の宿 福水
養老渓谷温泉郷のなかで、とても素敵なお宿です。
2020年06月13日

場所は館山自動車道 市原ICから約50分、アクアライン 木更津東ICから約25分のところに養老渓谷はあります。
ちょっと車好きが走りたい時には絶好のところです。
何件ものお宿があるのですが、今回宿泊したのは「福水」というお宿です。
養老渓谷は静かな温泉街で、そんなに宿の数も多くはありません。土産物屋もないし、いすみ鉄道や小湊鉄道があるくらいでローカルな列車を見に来る人がいるくらい。
普段はただのローカルなところです。
そんななかで、ちょっとだけ贅沢でゆったりとした気持ちになれる宿が福水です。
他のお宿のベースプランが1万円くらいのところ、追加で4、5000円の出費になりますが。従業員の方もきちんと対応されていて気持ちの良い宿です。
このあたりはきちんとされている安心感があります。
正面入ったロビーの調度品も素敵で、季節の琵琶も飾ってある季節感を感じさせてくれるところです。
宿泊したタイミングはコロナウイルスの緊急時帯宣言が終わり、6月からやっと営業ができるようになったのと、6月19日までの県外移動自粛がありましたから、静かに過ごせる贅沢な時間が作れると思ったのと…
県内ナンバーのお客様が多く宿泊されていたようです。固定客が多いのかもしれませんね。
温泉は15時のチェックインの際にお願いすれば貸切風呂が使えます。2つあるのでよほどのことがない限り被らないかと思います。
00時から50分まで時間がありますのでのんびり入れます。
この養老温泉の特徴は特別な「黒湯」です。
コーヒーのような色です。
この特徴的なお湯はヨードを大量に含んでいて国内の90%、世界の40%は養老渓谷のお湯との事です。
入ると肌はすべすべになります。さっぱりとして気持ちいいです。
自分は初日2回、朝2回の計4回入りました。
…そして実はこの養老渓谷はこの時期出るんです。
○○〇が!
宿の車に乗せていただき、20時頃現地到着。駐車場からもほのかな明かりがふわりふわり…
ちなみにこの場所は源氏も平家もいる珍しい場所です。
特に源氏はエサが綺麗なところにしか生息せず、見られる時期も6月上旬から20日頃までと大変短い期間ですので一見の価値はあります。
また、平家は生息環境が違うため共演するのは大変珍しいそうです。
また、実際に光っている時間もピークを含めて1時間程度なので見逃してしまったらもったいない。
ということで急遽この時期に宿泊をしたのです。
もっとも今回はこの騒動のなかなので問あわせのあったお客様のみの案内だったようですが。
素敵なものを拝見できました。
今回ご用意いただいたお部屋は「10畳以上の和室」「指定不可」との事でしたが4歳の子供と夫婦だけでしたからどの部屋でも十分だったのですが…
なんと6畳と8畳の2間続き+αという豪華なお部屋にしていただいていました。
この部屋はTV、金庫、冷蔵庫はもちろんですが、シャープの加湿空気清浄機や、フジ医療器のチェアマッサージ機まで部屋にあるという、今まで宿泊した同じくらいの金額のなかでは中ではとても良いグレードでした。
夕食のお料理は、この時期ということもあり、別の個室(14畳。宴会場をパーテーションで区切ったもの)で食事。
先付け三種盛、おつくり三種、茶わん蒸し、エビとタコの酢の物、てんぷら盛り合わせ、イモ豚のしゃぶしゃぶやアユの塩焼きなどを中心にこの大多喜の名物のタケノコのお味噌汁もあって楽しませてもらいました。
ボリュームも十分です。
味も申し分ありません。
いくつかお漬物など既製品を使っているのはご愛敬ということで。
お部屋に戻ると布団が用意されています。
更にお冷のポットもありました。
小さいことですがこれがうれしい。
朝食はこちらも和食。
ご飯をしっかり食べれれるようにという事か、大きなシャケの切り身やたらこ、納豆、キャラぶき、漬物3種、しらすおろし、豆腐、カニの味噌汁、ヨーグルト、サラダと盛りだくさんでいた。
ちなみに日帰り温泉や、昼食+温泉プラン、個室利用の昼食+夕食の0泊2食プランもありますから日帰りで風呂入ってご飯食べてゴロゴロして帰るというのもありです。
日本一遅い紅葉の場所として有名な養老渓谷。
この時期だけは絶対に宿泊で来ないと大渋滞にはまりますので大変です。
その紅葉を見に行くにも近い福水は、ちょっと日常からは慣れた静かな時間を過ごすにはお勧めのお宿です。
学生さんには合宿を受け入れてくれるような宿もあるようですから、
で聞いてみてください。
ぜひ一度行ってみてください。
千葉県民が自慢の養老渓谷「福水」です。
住所: 千葉県夷隅郡大多喜町小田代618
電話 : 0470-85-0116
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