2012年秋・入間航空祭(航空機編③)
投稿日 : 2012年11月07日
1
格納庫内で展示される中等練習機・川崎重工業T-4(通称:ドルフィン)。
機体各部の動きを示すために、ジャッキアップされている。
先代の中等練習機・富士重T-1Bに引き続き、エンジンを含め純国産で開発・製造されている。
あくまで訓練機に特化した機体で、一切の武装はない。改造しての装着もできない。
2
格納庫内では、もう1機のT-4によるコクピット内公開と記念撮影のサーヴィスもあった。
残念ながらコクピットへの着座は許されないが、それでも人気のアトラクションで長い行列ができていた。
晩秋とはいえかなり陽射しが強く、日陰を求めて格納庫内に入ってくる人も数多い。
3
世界最強の戦闘機、マクダネル・ダグラス/三菱重工業F-15DJイーグル。F-15Jは単座、DJは複座のタイプで、いずれも航空自衛隊向けにカスタマイズされた仕様。
世界最強にして最も価格水準の高い戦闘機でもあり、開発国アメリカ以外の採用国は日本・イスラエル・サウジアラビア・韓国・シンガポール(日本は制空戦闘機仕様のみ、韓国・シンガポールは戦闘爆撃機仕様のみ)に留まる。
4
滑走路側から望むF-15DJと格納庫および管制塔。
格納庫ではパラシュートや耐Gスーツなどの装備品が展示されていた。
それにしても、F-15DJはやはり大きい。練習機T-4と比べると、まさに子どもと大人の体格差である。
5
航空機編①②で紹介したYS-11FC全3機のうち、残り2機が滑走路南側に駐機していた。
YS-11が2機並ぶ光景も、民間空港ではもはや見ることができない。
6
支援戦闘機・三菱重工業F-2。
爽やかなホワイトのベースカラーに映える赤いストライプが印象的な試作壱号機。
機密保持のために細部を見られたくないからか、規制線からかなり離れて展示されていた。
7
F-2の手前に佇むのは、飛行点検隊所属のU-125。YS-11FCと協同して任務に当たる機で、YS-11FCと同じく赤いストライプおよびチェック模様が附されている。
F-2試作機の隣に並べられたのは、やはり赤いストライプが共通するからか。
8
駐機場に居並ぶT-4。
翼端が蛍光色に塗られているのが、T-4一般塗装の特徴。
クルマで言うところの「下手糞棒」のような機能か(笑)。
切れ味鋭いナイフのようなジェット戦闘機然としたスタイルをしながら、初心者パイロットへの暖かい配慮が見えて微笑ましい。
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