格納状態
投稿日 : 2011年12月30日
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普通のドライバー諸氏には全く参考にならないと心得ますが(笑)、我が家の軽トレーラーの格納方法をご紹介しましょう。
多摩の家は北斜面の地形を活かした半地下ガレージがあり、そこに格納していました。
自宅が改修中の頃で、ガレージの上には足場が組まれています。
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ユーザー車検受検のため、メルセデスを庫外に出しトレーラーの点検・整備中。
隔年でやってくる夏の恒例行事。末期の梅雨で大雨が降っているか、猛烈に蒸し暑いか、いずれにしろ厳しい条件下でトレーラーを動かします。
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日頃の格納状態。
トレーラー尾部を前側に折畳み、ガレージ壁面に横倒しにする形で寄せます。
そのまま横倒しにしてしまうと、左タイヤのベアリングが傷んでしまうので、厚めの木の板を2枚タイヤの下に敷き、ベアリングが直接地面に触れないよう浮かせます。
その分安定が悪くなりますので、トレーラー前方のネック部にジャッキスタンド(いわゆる馬)を咬ませ、万が一にも転倒しないようにしました。
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車検を終え帰投したところ。
トレーラーの車検は、打刻の照合と灯火類の確認、ボルトの打音検査だけで、書類作成を含めても1時間ほどで終わります。
しかしその前の組立・点検と、後の折畳み・格納を含めると5~6時間は要します。
最後の格納は、車検証上の記載重量170kgのトレーラーを一人で横倒しにする作業になります。
当然、かなりきついです。
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トレーラーを中心に撮影した画像ではないので見難いですが、現在の家に300GELが入庫していた頃の格納状態。
右隅にトレーラーが映っています。
今の家のガレージは天井高さがあるので、尾部を折畳んだトレーラを、そのまま後ろに反り返らせるように立てかけます。
それだけなら、途中まで車軸の回転を利用して傾け、あとはフレームの後端を支点にして「よっこらしょ」で済むので楽なのですが、奥行きがGロングぎりぎりの長さしか取れなかったため、ここから更にガレージ側壁に90度移動させなければなりません。
170kgの物体を人力だけで動かすのは至難の業で、一度入れたらもう出したくなくなる置き方でした。
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現在の格納状態。
ゲレンデがロングからショートホイールベースのカブリオに変わったため、ようやくガレージ奥にしまえるようになりました。
置き場所が変わっただけで、置き方は変わりません。
横倒しにしていた頃よりも明らかに重心が高くなっていますので、ジャッキスタンドを車軸の下に3本入れ、転倒防止対策をしています。
東日本大震災の際は既にこの置き方になっていましたが、転倒はおろかずれることも無く、ガレージおよび愛車の損傷は皆無でした。
170kgの90度横持ちがなくなった分、ロングが入っていた頃との比較はもちろん、多摩の家で横倒しにしていた頃よりも遥かに楽に収納できます。
トレーラーの前にある金網は、トレーラーの荷台後半部分。
折畳まれているフレームを展開し、この金網をフレームの上に載せてボルト留めをすれば完成です。
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