入間東部地区消防組合本部
我らが「真紅のウニモグ」の屯す防災基地
2014年06月11日
埼玉県の中ほどやや南寄り、入間郡東部の2市1町(ふじみ野市・富士見市・三芳町)で構成される消防組織「入間東部地区消防組合」の本部。
2013(平成25)年までは東武東上線ふじみ野駅から程近い県道沿いにあったが、庁舎そのものの耐震性の脆弱さと消防司令機器の老朽化により、旧大井町(現・ふじみ野市西部)役場を解体した跡地に新築・移転してきた。
旧庁舎よりも一回り以上大きくなった新庁舎にはレスキュー隊員の訓練施設もあり、一般人も出入り可能な駐車スペースや隣接する市道から、天候が良い日であればスリリングな降下訓練に励む隊員さんの姿を間近に見学することができる。
また庁舎内に「防災館」が開設されており、実物の消防装備に触れたり火災通報の体験ができるコーナーが整備されている。
存在自体の安心感だけに留まらず、消防・防災学習ができる立派な消防本部が竣工し、住人としては誇らしい限りなのだが、自慢できる点は他にもある。
弊ブログタイトルにもなっている「真紅のウニモグ」が、2台も配備されているのだ。
ウニモグそのものが希少車にカテゴライズされる中でも、全国で4台しかないとされる救助工作車仕様と、災害支援車仕様が、仲良くガレージの奥で並んでいる。
残念ながら救助工作車は2012(平成24)年に退役し、車輌としては登録を抹消されているので公道へは出られない。
ただし退役後もきれいに整備・保管されているという事は、レスキュー隊の訓練用として活用されているのか、極めて緊急性の高い事態が発生した際に超法規的な扱いで出動するのか……。
この2台、手狭だった旧消防本部建屋では別々のガレージに仕舞われていて、このように並列している光景を見たことが無かった。スペースの余裕たっぷりの新庁舎がもたらした福音ではあるが、できれば救助工作車が現役のうちに見たかった。
それにしても、ピカピカのウニモグが2台並ぶ光景を日常的に見られる街と言うのは珍しい。
そんな街に暮らしていることを常々誇りに思い、ブログタイトルとしている次第である。
※「防災館」開館時間
0900時から1630時まで
年中無休(ただし12月29日から1月3日は年末年始休館)
住所: 埼玉県ふじみ野市大井中央1-1-19 入間東部地区消防組合本部・西消防署
電話 : 049-261-6000
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