カプリチョーザ・ワカバウォーク店
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埼玉県中部の坂戸市と鶴ヶ島市に跨る一帯は、バブル期前から「若葉台団地」等の開発が進展しながら、現在の東武東上線・若葉駅西口側にはコンクリート製品工場が線路際まで迫っていて出入口および駅前広場が設置されず、長らく唯一街の玄関口だった現・東口側にも広々とした空き地が目立っていた。
2004(平成16)年3月、コンクリート製品工場の撤退に伴い西口が整備されたのと並行して東口側でも空き地の開発が進められる。同年6月に地元資本のスーパー・ヤオコーをキーテナントとしてオープンした、若葉駅東口直近のショッピングモール「ワカバウォーク」内に入居するイタリアン・レストランが「カプリチョーザ」。
大皿に数人前分のボリュームで盛られたパスタやピザを、家族や仲間内でワイワイ食べるのが最も美味しく、お得な利用法。
鋳物ではなくプレス打抜きのステンレス食器に、コスト削減の意図が露わで若干使い辛いが、料理の味に妥協は無いようだ。
学生時代にキャンパス至近の場所にあった店舗(ただし現在はカプリチョーザではない別店舗として営業中)を利用し、旺盛な食欲を満たすと同時に大学の友人と楽しい時間過ごさせて貰って以来のファンである。
銀座のガッツリ系「エトナ」(別項で紹介)が閉店してしまってから、平日の昼食に腹一杯パスタを食べる、ということをしていない。
別にパスタを暴食しなければ死んでしまう特異体質である訳でも無し、他のものでお腹一杯にすればいいだけのことだが、やはり炭水化物と油が混じると生じる麻薬的な旨みに肉体が慣らされてしまっていて、無性にパスタが食べたいと思う禁断症状が顕れることがある。
或る休みの日、さて何処へ行こうかとネットで探している最中に、ふと思いついて調べた「ワカバウォーク」内に、懐かしき「カプリチョーザ」があるのを発見。
暫く我慢を重ねてきた食欲の防波堤が破綻し、気がつけば次男を乗せたゲレンデを駆って現地へ向かっていた(笑)。
買い物もそこそこに「カプリチョーザ」に入店。スモークサーモンのブツ切りがふんだんにまぶされたクリームパスタを2~3人前の大皿でオーダーし、サラミのピザも付け加えた。
クリーム系のパスタは、油混じりの蛋白系ソースに炭水化物だから超高カロリー。しかもサーモンにはしっかり塩が効いているので、あまり健康に良くないのは目に見えているが、少なくとも私の食欲を満たすには十分な味付けと量だった。
次男はサーモンとサラミの塩気が気に入らなかったらしく、サーモン抜きのクリームパスタとピザの耳の部分を食べていた。ピザの耳といっても、それなりの厚さと歯ごたえのあるパンのようなものなので、パン好きの次男は妙に気に入ったようだ。
明らかに野菜不足な食事だが、カロリー的にも精神的満足度も十分。
それでいて普通にファミレスで食事するのと大して変わらないお代で済むのだから、お得なことこの上ない。
勤務先界隈でファンの多かった「エトナ」は、復活を期してどちらかで物件を探している・・・という話もあったが、再開が決まったら貰えるはずの連絡はまだ、ない。
また近いうち、無性にパスタが食べたくなって、この「カプリチョーザ」に駆け込む羽目になるんだろうか。
「カプリチョーザ」の味を愉しみつつ、可及的速やかに「エトナ」が復活して欲しいのだが。
住所: 埼玉県鶴ヶ島市富士見1-2-1 ワカバウォーク北館2F
電話 : 049-272-5771
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