郡山駅前チャンスセンター
当地出身・西田敏行が出演した傑作CM
2014年06月30日
東日本大震災に見舞われた2011(平成23)年、復興が端緒にすら付いていない5月から発売されたドリームジャンボ宝くじのCMが、ちょっとした話題になった。
西田敏行が王侯貴族の格好をして、オペラの一場面の如く滔々と歌い上げる。
私は良いことがないと
いつもこう思うようにします
今は運をため込んでると
俺は運をため込んでる
今は運をため込んでる
前を向いて生きてゆけば
上を向いて生きてゆけば
やがてため込んだ運が
花を咲かす日が来ると
ドリームジャンボ宝くじ3億円!
15秒・30秒・60秒の各バージョンCMが製作され、視聴者の印象は概ね好意的だったようだ。
60秒CMはちょっと冗長気味、15秒CMはいきなりサビに入ってしまうので、ベストな長さは30秒のバージョンか。
他に出演者はなく、西田敏行のピン立ち。オペラ舞台のような背景は細部まで作りこんでいるようでもなく、想像するに衣装に最もお金が掛かったという感じ。その衣装も、どこかの衣装屋さんに行けばアクセサリー込みで吊るしてありそうな気もするが。
あまり製作コストを掛けずに、視聴者に響く広告を製作できた手腕は秀逸。
久々にいい仕事を見た気がした。
もちろん製作側の企画力や演出だけでなく、タレントの要素も大きい。
福島県郡山市出身の西田が「前を向いて生きていけば 運の花が咲く時がくる」と歌えば、この時期それは被災地へのメッセージとも受け止められよう。
折りしも宮城県塩竈市出身の大友康平と、被災地支援のアカペラデュエットを披露したが、その歌は「上を向いて歩こう」。
企画意図も製作主体も、そして向いているベクトルも(!)若干ならず異なっているが、受け止める側が互いを関連付けて、しかもそれが良い方向に向かうベクトルとして合成されるなら、製作側としては「してやったり」だったのではないだろうか。
私たちの上には漆黒の闇が覆いかぶさり、前に道はない。
でも夜空に星を見つけられたなら、もはや迷うこともない。
前に進む勇気があるなら、手を携え歩いた後に道ができる。
まず上を向き、前を向かないことには、星を見つけられないし、道もつくれない。
そして何より、宝くじは買わないことには当たらないのだ。
住所: 福島県郡山市駅前1-16-7 ATi郡山1F
電話 : 024-932-1104
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