V60の下を覗くのは初めてです。
とりあえずカースロープで
潜るスペースを作ります。

でもちょっと高さが足りない……。
なんとか潜り込めるのですが……
寝板を使うと、顔が車のアンダーカバーに
擦れるくらいぎりぎりの高さです。
寝板を使わなければ問題ないかもですが。
V60はT25のトルクス螺が多く使われているようです。
アンダーカバーも
トルクス螺とファスナー二つで固定されていました。
取り外しは簡単でした。
作業制良好。
ちなみに、アンダーカバーの右下部に
大きな穴が空いているわけですが、
ひょっとしてここがガレージジャッキの
ジャッキポイントなのでしょうか?
ミッションマウント(?)の様な
丈夫な構造部と思しき場所なので、
たぶんここがジャッキポイントだと
思うのですが……。
インプレッサのアンダーカバーは
螺とボルトとファスナーで止められていたので
工具が3種類必要です。
しかも、樹脂性のパーツを使ってさらに固定してあるので
取り外すのが一苦労。
慣れればなんてことないのですが、作業性いまいち。
ボンネットを開けてオイルエレメントを覗き込みます。
写真中央の灰色の円柱ですね。
ホースに邪魔されて、上からでは手が届き難いです。
下から覗いた図。

中央の灰色の円柱がそれです。
ちなみに、写真の下側が車両の前です。
エンジンの真下に付いていたインプレッサとは違って、
ちょっと作業性の悪そうなところに付いていますね。
エレメント外したら、漏れ出てきたオイルが、
手前のホースに付着してしまいそう。
そしてそれをきれいに拭き取るのが面倒臭そう。
さらに手や工具を入れるスペースが狭い!
写真ではスペースがあるように見えるかもですが、
実際は工具と手を差し込むのに難儀する狭さです。
見るからに周りのホースとかラジエターファンが
邪魔になりそうです。
これで4気筒1.6Lエンジンですからね。
こんなところに直列6気筒3Lエンジンなんて
押し込んだら、どれだけ狭くなるんでしょう?
小さいエンジンで良かった。
そう言えば、ボルボの防錆処理って、
塗料とかでがっちり固めてあるんじゃないんですね。
弾力性のある黒いグリースのようなものを、
塗ってあるんですね。
ボディの裏側触ったら手が黒くなってびっくり。
あれ!?コーティングが剥げてる!って
驚いてしまいました。
ちょっとだけだったのですぐに修正しましたけれどね。
でも、取説には防錆処理は13年もつって書いてあったけれど、
本当にこれでそんなにもつのかな?
まぁ、雪国育ちのボルボだから、
錆には強い設計になっているでしょうけれど。
まぁ、塗料で固めてしまうと、跳ねた石に削られて
剥げていく、と言う欠点もあるわけですが。
でも、さすがにボルボの防錆処理は素晴らしいですね。
例えば、アンダーカバーを固定しているボルト。
金属性なのですが、ちゃんと塗装してあります。
インプレッサのは塗装していないから、
錆びるんですよね。
錆びてボルトがボロボロになっちゃうんですよね。
だから、自分でグリースを塗っているのですが。
さすがにボルボのは違いますね。
見えないところにお金がかかっていますね。
見えないところでケチるのとか、悪質だと思います。
別に実用上、安全上問題があるわけではないのですが……
使い捨ての車なんて要りません。
国産車もコストダウンだとかほざいていないで、
長く使える設計をしやがれと思ってしまいます。
でも、その割にはサスペンションのダンパーの
裏側は錆びていましたけれど。
まぁ、これは4.5万km程で交換する消耗品ですから、
錆びても構わない、と言う思想なのでしょうか?
でも、交換するときは取り付ける前に塗装しておこうっと。
あれ!?遮熱版を固定しているボルト(写真中央)が付いていない!

反対側はちゃんと付いているのに……。

振動で落ちた?
まぁ、すぐに遮熱版が脱落するような
ものでもないと思うので、
今度ディーラーに行ったときに付けてもらいます。
なんやかんやで自分で車をいじると、
愛着が深まるのと同時に、
いろいろわかって面白いですね。
しかし、ここまで電子制御の進んだ車をいじろうと思うと……
OBDスキャナが欲しくなるなぁ……。
Posted at 2012/04/22 00:56:16 | |
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