割れたサイドミラーを補修しました。
割れたのはミラーではなくて、
サイドミラーの樹脂部分。
まぁ、樹脂なんだし、部品代も高くないだろう。
交換したって、せいぜい数万くらいだろう、
なんて思っていたのですが……。
ディーラーに行くと、
ここの樹脂だけ分離不可能なのか、
ミラーまるごと交換だと言われました。
部品代、12万円オーバー……。
数万円くらいなら……と思っていたのですが、
予想以上に高くて驚きました。
お金のあるなしは別にして、
割れた樹脂パーツの修復に
10万円オーバーはどうにも納得ができません。
まぁ、そういう構造なのだと言ってしまえば
それまでなのですが……
しかし、何とかなるんじゃないの?
と思うわけで……。
バンパーの補修とかやっているショップに
相談に行きました。
他所で断られた車でも家に任せろ!
的な事が書いてあったショップなのですが……
割れちゃってるしね、破片もないしね、
無理だね、こりゃ。的な回答でした。
一応中古ミラーとか探してもらいましたが、
まぁ、まだV60の中古パーツなんて、
出回っている訳ないですよね。
それじゃあ、しかたないということで、
自分で直すことにしました。
こんなのプラリペア使えば余裕です。


使ったのは黒色タイプ。
プラリペアは、割れた部分の接着にも使えるし、
欠損パーツさえも作れてしまう、便利アイテムです。
樹脂系パーツなら、なんでもいけるんじゃないでしょうか。
今回のミラー然り。
過去には、割れたエアロパーツ、
破損したバンパーの固定部の修復、
バイクのカウルの取付部の修復等に
使用したことがあります。
接着面積が少ないと接着強度が弱くなってしまいますが。
ただ、強度はプラスチック並にしっかりとしています。
さらに強度が必要であれば、
ガラスクロスと併用すればがっちりくっつきます。
まぁ、詳細は
こちらのサイトを見てください。
きっと、これなら自分にもできそう!
と思うことでしょう。
もう一台V60があれば、
そのミラーから型を取って修復する事も
可能なのですが、今回は一滴一滴、
ミルフィーユの生地を重ねるように、
プラリペアを盛っていきました。
ここまでおよそ2時間。
お昼ご飯を食べながら、固まるのを待ちます。
固まったら、リューターで荒く形を削ります。
安物の電動リューターとかだと、
パワー不足だったり、連続使用ができなかったりと
きっと不便だと思います。
私は、エアリューターを使ったので。
ご近所の迷惑も顧みず、
エアコンプレッサーを唸らせながら、
歯医者のドリルの如き音を響かせながら削り続けました。
その後、耐水サンドペーパーの
100番くらいで形を整えます。
何度も指で撫でて形や凹凸を確かめながら、
削って。削りすぎたらまた付け足して
簡単に盛ることが出きるのも、
プラリペアの便利な点です。
形を整えたら、1000番くらいのペーパーで
綺麗に整えます。触ると、ツルツルです。
その結果が、これです。
合計4時間程です。
サンドペーパーは補修用で、
目の荒いのから細かいのまでセットにして
売ってくれているので、これで十分かと。

まぁ、素人の仕事なので、
どこに傷があったかわからない、
とまではいきませんが……
プロがやってくれればもっと綺麗になったんだろうなぁ。
まぁ、時間と手間暇を惜しまずに、
納得がいくまで盛って削ってを繰り返せば、
もう少し綺麗になったかもしれませんが、
私はこれで妥協しました。
最後は塗装、ではなく、フィルムを貼ろうと思います。
塗装は大変なので。
場所的に塗装しにくいし、塗料が飛び散ると大変なので。
痛車の施行とかやってるフィルム屋さんに行って、
何か貼ってもらいます。
カーボン調フィルムとかあるかな?
つや消しブラックでも、メタリックな感じでも、
あるいは好きな萌キャラを描いてもらって、
それを貼るのもいいかなぁと。
まぁ、後日フィルム屋さんに相談に行きます。
あとは、レンズの交換です。
工賃込みで1万円以内で新品に交換できるそうなので、
ディーラーでやってもらいます。
これで、やっとミラー修理の目処が立ちました。
やっぱりプラリペアはすごいです。
Posted at 2013/03/20 18:50:38 | |
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