全く、冬の車中泊とは、寒さとの戦いです。
先日購入したこれですが、
試してみました。

結果は、てきめんに暖かかったのですが、
使用には注意が必要です。
それは、結露です。
12月の頭に3泊程。
泊まったのは、愛知と東京と静岡です。
愛知と東京はさほど寒くもなく、
うっかりとこのアルミ毛布を使用していたら、
汗をかくほどでした。
しかし、明け方の冷え込みに対しては、
十分な効果を発揮してくれました。
おそらく氷点下になるほどには冷えなかったのでしょう。
この時は特に不都合を感じることはありませんでした。
使用したのは氷点下でも使用できると唄っているものの
力不足感の否めない寝袋と、
その上にこのアルミ毛布、そしてその上に薄手の寝袋をもう一枚。
さすがにアルミ毛布一枚ではあまりに薄すぎるかなと。
これは非常に薄くて、軽いです。
まるで紙の様に軽いため、うっかりしていると、
捲れてしまっても気づかないんじゃないかと思うほどです。
なので、捲れないように押さえるという意味で、
上から寝袋を被っていました。
デカくて重くてかさばるコタツ布団を使用していた
昨シーズンに比べると、アルミ毛布のコンパクトさ、
軽さは非常に嬉しいです。
特に、狭い車内に他の荷物も乗せているわけですから、
寝具にスペースを圧迫されては本末転倒です。
アルミ毛布の暖かさというのは、
これ自体が決して熱を発するわけではなく、
その薄さからは信じられない程の断熱性にあると思います。
つまり、体温が奪われない、体温を閉じ込めてその熱で温まる、
そんな感じでしょうか。
なので、暖かさを感じるには、
10分、20分ほどかかると思います。
けれど、これを捲り、冷気に触れた瞬間、
しっかり仕事をしてくれていたことが実感できます。
暖かい空気が漏れないように、
隙間を作らないようにするのがポイントでしょうか。
肩口に隙間ができやすいので、
やっぱり上から重みのある布団を被って
隙間をうめるのが良いでしょう。
さて、しかし、このアルミ毛布には
割と無視できない欠点もあるわけで……
それは、富士山が眺められる道の駅ふじおやまで
車中泊をしたときのこと。
寝る前は車の外気温計が0度を指す程度には
冷えていました。
おそらく明け方には氷点下まで冷えていたことでしょう。
寝袋の上に、アルミ毛布のアルミ面を内側に向けて
使用していたのですが……
気がついたらアルミ面が結露していました。
アルミ面がびっしりと隙間なく結露を……。
幸い寝袋が水分を通さなかったおかげで
それでも冷えることはなかったものの、
この結露は看過できません。
対策として……
アルミ面を外側に向けて使用したら
結露しないのでしょうか?
あるいは吸水性の高いタオルやシーツと
重ねて使用が必要でしょうか?
次回は年末か1月末に車中泊を予定しているので、
試してみます。
ところで、いくら布団をたくさん被っても、
外気に触れる顔だけは寒いんですよね。
特に氷点下にもなると、痛いくらいで。
それが、このアルミ毛布を頭の上まですっぽりと被ると、
冷気から遮断されて、ずいぶんと快適になりました。
ただ、結露を除いては……
きっとアルミ系の断熱材は結露対策が必要なのでしょう。
それを考慮しても、値段、コンパクトさ、
軽さを考慮すれば、何とかして使いこなしたいアイテムです。
Posted at 2013/12/05 00:46:08 | |
トラックバック(0) |
車中泊 | クルマ