2014年05月03日
  
				
				オープンカーが欲しくて、
メルセデスベンツのSLKに試乗してみました。
デザイン的にはBMWのZ4の方がカッコいいと思うのですが、
しかし、SLKの方が若干安く、
しかも6MTがあるので、これは無視できません。
と、言うことで試乗させてもらいに行ってきました。
内装の質感は、価格相応でしょうか。
ただ、やはり間近で見てみると
格好良さではBMWのZ4の方が上かなと。
SLKは大人しく見えてしまいます。
乗り込んでみれば、着座位置の低さは
やはりZ4の方が少し低いような気がします。
屋根を開けたときのトランクの狭さは、
まぁ仕方がないですね。
屋根に積もった埃やゴミがトランクに入り込むのも、
屋根を収納するという構造上避けられないものでしょう。
屋根が濡れていたらトランクの中にまで
水滴が入り込む可能性があるとのこと。
実際、試乗車のトランクにはゴミが溜まっていましたから。
しかし、そんな細かいことを気にしていては、
オープンカーには乗れませんね。
ステアリングの調整機構も電動だったのが面白かったですね。
あれば便利ですが、必須かというと、
まぁ、予算との相談ということで。
試乗車はATモデル。1.8Lターボです。
走り出してみると……
これはとても普通な車ですね。
ボンネットが長い如何にもFRっぽいデザインで、
着座位置が後輪寄り。
ドライビングポジションはスポーツカーらしく
かなり低め。
しかし、運転席に座ってみれば、乗りにくさは微塵も感じられず、
乗用車感覚で普通に乗れてしまいます。
ウィンドウスクリーンも傾斜が強い割には、
視界に見にくさは全く感じられず。
運転している分には普通の乗用車と変わりません。
緩やかにアクセルを踏めば、
急に飛び出すような扱いにくさはなく、
気を遣わなくても、とてもゆったりと動き出してくれます。
徐行程度の微低速で扱いやすいというのは、
私的にはとても良いポイントだと思います。
しかし、アクセルを踏み込めば、
1.8Lターボエンジン相応の加速をしてくれるので、
街中では上りでも不足を感じることはなさそうです。
隣に乗った営業さんは、
スピードを出しても、100km/hを超えるスピードでも
余裕ですよ、と心なしかやたら飛ばすことを
推奨しているようにも感じられたのですが……
やはり飛ばす客が多いのでしょうか。
まぁ、慣れない借り物のお高い車で無茶を
する気なんてさらさらなく、
制限速度で大人しく走っていても、
周囲の車が寄ってこないのはさすがですね。
少しアクセルを踏み込んでみると、
スピードメーターの針が回るばかりで、
ちっともスピードが出ている感がしないのは
さすがですね。
マンホールやらの段差を乗り越えたときの
振動はふわりと緩やかにいなしてくれる感じ。
V60よりも幾分乗り心地が良さそうな気がします。
ただ……この車はスポーツカーではないなと思います。
別にアクセルを踏まずに制限速度で、
屋根を開けてのんびり走っていても楽しいし。
アクセルを踏みたくてうずうずさせるような
感じもしないし。
MTモデルが欲しいと思っていたけれど、
この車にMTを付けて楽しいのだろうか?
クルーズコントロールでのんびり走った方が、
むしろ楽しいのではないだろうか?
と思ってしまうほどに、スポーツではありません。
交差点だって、頑張って曲がって見ようなどとは
まるで思わず、ただひたすらにのんびり走っていて、
楽しい車でした。
私の求めている、街中でのんびり走って楽しいオープンカー、
と言う要求は十分に満たしてくれそうです。
屋根を開けていても、普通の声のボリュームで
助手席の営業さんと会話が出きるのは素晴らしいですね。
屋根を閉めれば、V60よりも幾分静かな気がします。
ただ……欠点は走行中は屋根の開閉が出来なことでしょうか。
数km/h以下なら開閉できるそうですが、
そんなもの、事実上出来ないのも同じです。
信号待ちで屋根を閉めようとするのは、
注意しないとダメですね。
途中で信号が変わっちゃうと……
しかしそれでも後ろの車が静かに待っていてくれるのは、
さすがなのかもしれません。
ただ、数十km/h以下でも開閉できる
Z4と比べると、これは明らかに見劣りする点ですね。
ボディカラーやら、内装色やら、デザインやらでは
Z4の方が好みなのですが、
しかしZ4の方は試乗車がないのでとても悩ましいです。
ちなみに……
ディーラーの雰囲気で言えば、圧倒的にBMWの方が
高級車を扱っているという気品にあふれていました。
店の雰囲気、対応、ショールームの綺麗さ、客層、
どれをとっても圧倒的にBMWの方が上だと感じました。
それに比べてメルセデスベンツの方は、
茶髪のお姉ちゃんはいるし、ヤクザみたいな客はくるし、
営業さんの身なりもBMWに比べれば幾分見劣りするし、
おもてなし感は圧倒的に違うし……。
とは言え、その分BMWの方が堅苦しさを感じたというのも
正直な所ですが。
ノリノリで車の説明をしてくれたのも、
メルセデスベンツの方でした。
結論から言えば、SLKは買っても後悔することは
なさそうです。
状況が許せば、今日ハンコを押したって構わないと
思えるほどでした。
ただ、まぁ、お金の準備もあるので、
もうしばらく他の車を見ながら検討してみます。
あとは、Z4に試乗出来れば……。
悩ましいところは、AMGスポーツパッケージを付けるかどうか。
別にドリルドブレーキローターとか、必要じゃないし……
むしろパッドの減りが早そうだから要らないし……
公道を走る分にはその効果を実感することなんて
なさそうだし……。
フロントマスクだって、そんなに頑張らなくても良いし……
ただ、サスペンションの設定が
コンフォート、ノーマル、スポーツで変更できるのは
面白そうだなぁと……。
とは言え、多分この車買っても、
スポーツモードで走ることはまずなさそうだし……
要らないといえば要らないのだけれど……。
ちなみに、MTモデルはあまり在庫がないので、
納期にほぼ半年かかる見込みだそうです。
ところで、ドイツ車のエンジン音って、
モーターみたいな躍動感に乏しい音がすると思いませんか?
屋根を開ければ幾分大きく排気音が聞こえるのはいいのですが、
やっぱり独特な音がしますよね。
				  Posted at 2014/05/03 23:36:58 |  | 
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				2014年05月03日
  
				
				MINIのディーラーへ行ってきました。
お目当ては、MINIのロードスター。
単身赴任中の父親が帰ってきていたので、
誘ったら、ミニなら見たいと
母親までついてきてしまいました。
30にもなって両親連れて車見にいくのもなぁ、
とか思いながらも、まぁいいかと。
ディーラーはとても広く、綺麗で、
店員さんもオシャレで対応もとても良く、
ミニはやはりBMWの血が流れているのかと、
感じさせられる程でした。
まぁ、BMWの対応には及ばないものの、
かなり良かったです。
事務所感の漂う、野暮ったい感じの車屋さんと違って、
本当に綺麗なショールームでした。
出してくれたドリンクは、
紅茶にもいろいろバリエーションがあったし、
お絞りとビスケット付き。
やはりミニを選ぶお客さんはオシャレな人が多いのか、
営業さんの身なりもとても良くて。
正直、まるでファッションなどに興味のない私には、
いささか入りにくい感じがあったのですが……
いざ入ってみれば全然そんな場違い感を
微塵も感じさせないほどに良く対応してくれました。
それでいながら、話も途切れず、気配りの効く、
実にイケメンな営業さんでした。
さて、肝心の車ですが……
最後まで内装の安物感が拭えませんでした。
V60に慣れてしまったせいか、
内装の材質のプラスチック感がどうしても
気になってしまって……。
それでも同価格体の車に比べれば、
デザインが良いので、幾分マシに感じられるものの……。
ロードスターのJCWであれば、
レカロの革シートや、白色の革シートなどの選択ができたり、
ダッシュボードなども革に変更できるようですが、
その辺を付けると軽く500万円は超えてしまって……
しかし、それでも、一部にはプラスチック感のある
パネルが残ってしまう様で、
それが最後まで気になって気になって……。
500万円を超える車でありながら、
その安っぽさがあること、
またそれに我慢して乗りつづけるなんて……。
とは言え、とても遊び心にあふれた楽しそうな
車でもありますね。
ロードスターに装備されている、
屋根を開けているトータル時間をカウントする
機能がついていたりとか……
そんなの何の意味があるの?と思わずにはいられないものの、
しかしそんなものをつけてしまうところが面白いなと。
内装や外装のデザインはもちろん、
色のバリエーションもとても多く、
どんな車に仕上げようかと考えるだけで楽しくなる車ですね。
試乗もさせてもらいました。
MINI ONE。1.6L NAエンジンの車に、
私と営業マンと両親の4人乗って。
それでも、街中では全く力不足を感じさせない加速です。
オルガン式のアクセルペダルも踏み易くていいですね。
良く言われる、ゴーカート感覚と言うのが
どんなものかは良く分かりませんでしたが、
交差点で思いのほかくるりと小さく回る印象でした。
きっとヤンチャに走れば楽しいに違いありません。
両親は非常に気に入っていたものの、
私としては最後まで内装の安物感が拭い去れず……。
同じ500万円程の車であっても、
BMWのZ4 20iではそんな粗は見当たらなかったのですが……。
同じ価格なら、
安い車の最上位グレードを買うか、
高い車の最低グレードを買うか、
どちらが良いか?
やはりそれは断然後者だろうなと私は思います。
				  Posted at 2014/05/03 00:00:59 |  | 
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				2014年05月01日
  
				
				フィアットのディーラーへ行ってきました。
目的は、500Cを見ること。
残念ながら、500Cは展示車すらなかったものの、
他の500シリーズはあったので、
それを見てきました。
が……内装やらを見ているだけで、
どんどんと購買意欲が削がれていく……
と言うのが私の感想です。
内装が、装備が、ショボすぎるんです。
まぁ、値段相応の装備なのかもしれませんので、
他の車と比べて特別悪いということも
ないのかもしれませんが……。
興味がガクンと下がったので、
試乗すらしませんでした。
それよりも、入り口でたたずんでいた
アルファ・ロメオのジュリエッタが気になったので、
そちらの方をじっくりと見せてもらいました。
ボルボのV60と比べれば、
見劣りする部分はがいくつもあるものの……
V60よりも安い車だと考えれば、
当然なのかもしれません。
ただ、シートや内装のデザインは割と良いですね。
細かいところに目を向ければ、粗が気になるものの……
全体的には落ち着いた良い雰囲気です。
アルファ・ロメオのロゴが刻印された、
パンチングメッシュの革シートが
特に良いですね。
ただ、もう6MTモデルはなくなってしまったらしく、
現在はSportivaが最上位モデルなのだそうです。
2ペダルなのは残念だなぁと思いながらも、
とりあえず試乗させてもらいました。
エンジンをかけてみると……
思いのほか静かな音……
何か、イケイケな感じの勇ましい音を
響かせて、エンジンが目を覚ますのかと思いきや、
拍子抜けするほどに平凡な音でした。
デュアルクラッチトランスミッションなのでしょうか。
変則は途切れる事なくスムーズでありながら、
私のV60のそれの様に、
低速でギクシャクするような粗さもなく、
極めて自然でした。
クラッチが繋がるまで、少しアクセルを吹かさないと
反応しないのに若干の違和感を覚えたものの、
微々たるものなので、慣れの問題かも知れませんね。
V60の様に、相当に、相当に丁寧に丁寧に
ペダル操作をしないと、低速でショックの出てしまう
ミッションに比べれば、洗練されていると言えるでしょう。
低速の自然なフィーリングは、V60よりも上でしょう。
アクセルを踏めば、軽快に走ってくれます。
1.4Lターボだと聞かされて、
驚くほどには軽々と走ってくれます。
「ダイナミックモード」にすると、
変速する回転数が高くなって、
トルクを絞り出してくれる様で、
上りでもするすると登っていくくらいにはパワフルでした。
スピード感が乏しく、
街中では、うっかりしているとお巡りさんに
目を付けられてしまいそうな気がします。
交差点を曲がるときの車の揺れ方から察するに、
きっと頑張って走れば速くはないものの、
楽しめそうな予感を感じました。
とは言え、大人しく試乗しているレベルでは、
特段楽しかったわけではありませんが。
パドルを操作してシフトダウンすれば、
ブリッピングしてシフトダウンしてくれます。
しかし……音は悪くないものの、
ボリュームがあまりにも控えめ……。
ついつい無駄に低回転で引っ張りたくなるような、
刺激はまったくありませんでした。
悪い車ではなかったのですが、
非常に大人しい車でした。
私の抱いていたアルファ・ロメオのイメージといえば、
理性という名の鎖を引きちぎるほどの、
刺激に満ち溢れた車、だったものですから、
それはもうがっかりする程に大人しかったというのが、
私の感想です。
獰猛な唸り声を上げ、
じゃじゃ馬の様に暴れ、
それでも思わず頬がニヤけるような、
そんな車だったら良かったのに。
そう言う意味では、本当に大人しすぎて
がっかりなくらい良い車でした。
でも、そんな車は要らない。
速さとか、法規とか、そんなのを忘れて、
ダイナミックモードに入れて、
エンジンを回るだけ回して、
車を傾けながら駆け抜けていけば、
きっと楽しい車じゃないかとは思うのですが、
でも、それを求めているわけでは無いので……。
明日はミニのディーラーに行ってみようと思います。
				  Posted at 2014/05/01 23:11:39 |  | 
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