写真からわかるでしょうか?
エストレヤの吸気側バルブクリアランス 0.03mm です
基準値は吸気側 0.13-0.17mm、排気側 0.18-0.22mm くらい
基準値は、自動車とかも含めて標準的な値です
私はこれまで、「限界ギリギリセッティング、0.10mm だあああ!!!」
とか言ってましたが、甘かったです
バルブクリアランンス 0.03mm でもエンジンは動くことがわかりました
ただし、寒い日には動かない場合があります(エストレヤの場合)
しかも、寒いと言っても 0℃ 以下の場合なので、
東京とかでは1年中でも大丈夫でしょう
エストレヤのエンストについてあれこれと勝手な話をして来ましたが
今回の私の場合はそれ以前の、整備不良でした
カワサキ関係者の皆様、申し訳ありませんでした
何が起きていたかをまとめると
1.エンジン始動
2.燃焼室内で発熱開始、シリンダーヘッド、バルブ、ピストン、シリンダーを加熱
ここで分かれ道です、夏とか、気温が 0℃ 以上であれば
上記の諸部品が、上限はさまざまですが温められてゆきます
しかし寒いと・・・
3.バルブ、ピストン昇温、シリンダーヘッド、シリンダーは昇温ならず
この結果、バルブは伸びるのですが、シリンダーヘッドは熱膨張しません
よって、バルブクリアランスが狭まり、
ついに密着しなくなります、そうなると、
4.燃焼ガスが吸気路へ逆流し吸気バルブさらに加熱
5.さらにブルブクリアランスが狭まる、ついには開きっぱ
これではアイドリングどころではありません
ただし、ゆっくりエンジンを加熱してあげると
シリンダーヘッドも同期して温まり、
上記の不具合が起きない場合もあります
調整して1日経ちました、
今のところ不具合は起きていません
追記することがあるとしたら、
「バルクリ 0.03mm のあの加速が忘れられない」です
0.03 --> 0.15mm で明らかにパワーが落ちました
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エストレヤ | 日記
Posted at
2013/01/29 12:52:17