2.5E エンジン作製です
一応、競技で勝負できるように
と考えると、とても幅が狭まる
昔は 1300cc ターボだと、
ターボ係数 1.4 を掛けて 1800cc くらいと
闘って来て、そこそこ行けてたのだが
今ではその係数 1.7
係数を掛けると 2200cc
S2000等の台頭激しい戦場です
シビック, CR-X を相手にするか、
RX-7, S2000, NSX を相手にするか
あまりにも無謀だと志気が落ちてしまうので
1600cc に収まるように進めることにしました
なので、1500cc NA
けれどもヘッドは、
リッター 100ps を出す Gr.A 仕様を標準としつつ、
吸排気ポートの設計上の妥協点を改善
封印解除とでも言おうか
どれだけ変わるかはお楽しみですが
私の 2Eターボ に施した排気側の封印解除は
劇的なパフォーマンスを発揮してくれました
今さら 2E エンジンにこんなことして何になるのか
2Eというマイナーなエンジンよりも
SRとかの方がやり甲斐があるのではないか
とは良く言われますが、
自分の技術を表現する手段が車であると考えると
新しい必要は無いし、勝てる必要もない、
乗り手の要望に合わせた性能を発揮する車が出来上がったかどうかが勝負になる
まあ、その成果としての勝利は欲しいっちゃ欲しいですが
そんなんで、がんばれば勝てる車、スターレットを愛してます
そんな信念の顕現たる 2.5E エンジンですが、
腰下:5E-FE
ヘッド:2E-T(シングルカム)TRDハイカム(300-280)
ピストン:4E-T
車検証上のエンジン名は 5E
パーツは寄せ集め
DOHCの 5E-FE本体 に、さらに 5E-FHEヘッド も持っているのですが
敢えて 2E の SOHCヘッド を合体
そうすると、太古の逸品、Gr.A 時代のハイカムが使えるのですよ
ハイカム300度! この響きのためにSOHCの方を採用します
あとは、軽量化の恩恵もあるかな?
持ってみると DOHC と SOHC で結構重量差があるし
加えて、ソレックス用4連独立インマニ に 4AG用4スロ を...
イメージとしては、かつてジムカーナ界を席巻した
「GA2シティD15B仕様」に近いものを理想としてます
650kg くらいの車体に 160ps エンジン
スペックだけ見ると勝てそうな気がします
課題はボディ剛性
元の鉄製のフレームは朽ちて消え去ったことにして、
パイプフレーム組んだりしたら反則だよなあ
あっちこっちに歪みゲージを貼り付けてボディの動きを測定する
「ミカミネボディアナライザー」の開発が、やっぱり急がれる
乗り手は一応決まっています
リヤウィンドウに Powered by MIKAMINE と貼らせてもらう代わりに
エンジンを無償貸与することになりました
JAF戦にも出て欲しいけど、その時には
メカ屋っぽい彼に加えて、契約ドライバーも欲しいところだ
最後に加工前の吸気ポートと排気ポート
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スターレット | 日記
Posted at
2014/03/11 16:43:17