←要注意!
写真はKJリヤブレーキパッド交換後の写真なのですが・・・
これ、フツーに装着完了しているのですが、こうなるまでに苦労しました。
※2回も組みなおしています
消耗したブレーキパッドから新品に交換する場合、ピストンを押し込まないと装着出来ません。
フロント側は何も考えず(?)にフツーに交換出来ますが、リヤはちょっとクセ(?)があります。
リヤ外側のパッドのバックプレートには凸があり、キャリパー側にパット凸が入る穴があります。
キャリパーの決まった位置にパッドが固定するようになっていますが・・・
間違いなくその位置に固定しても、マウントボルトを締めようとするとパッドがキャリパーから浮き上がってしまいます。
浮き上がった事に気付かず、穴から外れたまま組み付けてしまえば・・・
とんでもないことになります!
パットはナナメの状態なので、ほとんどローターに接触しない状態となり、ブレーキの効きがいつまでも甘い状態が続きます。
また効きが甘いので強めにブレーキを踏むのが当たり前、そんな状態が長く続くとキャリパーが変形してしまいます。
加えて走行中の振動で、ある時突然パッド凸がキャリパーの穴に入ってしまうとノックバックと同じ症状(パットとピストンの隙間が大きすぎ、ブレーキを踏み込んでもピストンが出るまで正常な制動が得られない状態)となります。
その昔、ハブベアリングが弱いラリー車であったのですが、ダート走行中の振動でハブベアリングのガタツキが大きくなり、ブレーキピストンが押し込まれていざブレーキを踏むとノックバック・・・
ヘタすりゃコースアウト、山に刺さるか崖から落ちるかどちらかになります。
※その後この車両はハブベアリングが強化され、ノックバックしなくなりました
←マジな話です
そういやKJのリヤブレーキがディスクになって(たしか03年~)、リヤブレーキが引きずるトラブルがあったように記憶しているのですが・・・
まさかとは思うが、原因は・・・
これか? (謎)
KJのブレーキパッド交換を考えている方は、リヤ交換作業は要注意!と記憶して下さい。
パットのバックプレートとキャリパーに隙間が(写真矢印の所)出来るので、マウントボルト
締め付け前に必ず目視点検して下さい。
以上、KJリヤブレーキパッド交換、要注意事項でした。
Posted at 2012/07/10 22:16:43 | |
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