下廻りのジーバート防錆（その1）

S660は、一生大切に所有するつもりで購入しました。

既に新車の販売は終了していたので、程度の良い中古の個体を探していたら、その購入価格は新車価格を大幅に超えていました。

ところが先日、下廻りを覗き込んでみると意外と錆びていることが発覚😱

年式と走行距離の割には錆びているな～と思いましたが、記録簿を見ると、どうやら前オーナーは宮城県の方だったらしい。

ひょっとしたら融雪剤の多い地域だったのかもしれません。

一部、防錆剤をスプレーしたような跡も確認できました。

S660は錆びやすいと聞いていましたが、実際に錆を見てしまうと、少しショック・・・😅

ということで、急遽、錆の進行を止めるべく、防錆対策をすることにしました。

相談したのは、横浜にあるガレージHRS（ジーバート横浜）さん。

プロにジーバート防錆剤を施工してもらおうと考えました。

ジーバートは米軍MIL規格に合致する数少ない防錆剤で、自衛隊やNEXCO、電力会社など過酷な環境で使用される車両御用達の防錆剤だそうです。

一般的な防錆剤は持続期間が2～3年位のものが多いですが、ジーバートは一度施工すると防錆剤を剥がさない限り半永久的に効果が持続するのだとか。

そして、ガレージHRSさんは、多分世界で一番S660のサビ止めをやっているとのこと。

防錆は施工者の技術によってその効果も変わるので、S660を熟知しているガレージHRSさんなら、安心してお任せできると思いました。

下廻りの状態を確認してもらうために一度車両を預けましたが、後日、下廻りの写真付きメールが届きました。

一部錆びている箇所はあるものの、ボディの状態は良好とのこと。

とりあえず、一安心。

足回りのハブナックル部・ドライブシャフトなど、錆びている箇所は錆落としと黒錆転換をかけてから黒色防錆を施工するとのこと。

赤錆から黒錆に変えることによって、錆の進行を止めることが出来るそうです。

リアサスペンション部はボックス形状になっていて、泥や小石がたまって錆びやすい箇所だそうです。

ここはエアブロー清掃した上で入念に防錆処理を施すとのこと。

モデューロのサスペンションは黒色ではなく、クリアの防錆剤で施工してもらう予定です。

事前に、こちらの要望とともに実車に合わせた施工方法を提案してもらえる
ので安心出来ます。

対応してくれた店主さんは物腰が柔らかくて、こちらの質問にも的確に答えてくれたので安心しました。

丁寧な作業のため1週間前後の期間、車両を預けることになります。

完成が楽しみです。