
最近のブレーキパッド。
パーツレビューでも書きましたが、効き始め初期から急激に立ち上がる制動力。
ストッピングパワーそのものは申し分ないのだが、ペダルタッチ(剛性感)やコントロール性は二の次になっているような…。
近年、この様な特性のパッドをラインナップしているアフターメーカーが多いとか。
それはなぜか?
スバル専門パーツメーカーP社の某氏に尋ねてみた。
もう何年たったか、保安基準等、自動車の改造範囲規制緩和されてからというもの、いわゆる”チューニング”の敷居が低くなり、一般に広まっていき、今日ではカスタマイズと言う言葉で括られることが多くなってきた。
ゆえに、ユーザーのニーズは多様化し、ワインディングロードやサーキットを、特に好んで走らない人にとっては、ブレーキは踏み始めから一気に効かないと、”ブレーキがあまい”となるんじゃないかと。
要するに”しっかり踏めていない”のである。そういう認識はない。
圧倒的にそういったユーザーが多いので、当然アフターメーカーは対応品を用意する。
なるほど!です。
私は20代前半の頃、よく山に走りに行ってました(今はそんな時代ではないね)。くねった道を速く走るには、やはり、ブレーキングでしっかり前輪に荷重移動し、タイヤのグリップ力を最大限に活かすことが基本。そのためには、ブレーキペダルはしっかりとメリハリよく踏むことは至極当たり前の事なのです。
なので、やっぱりペダルタッチ、コントロール性はかなり大事です。
これからは、もうちょっと慎重に購入しないと、ですね。
…昔使ってたプロミューのメッタルパッドはサイコーでした。ダストは酷かったが(^_^;)
Posted at 2012/01/29 22:55:21 | |
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